2008年10月8日、私は、はじめて、タイの首都バンコクへ行きました。
マレーシアのペナンのタイ領事館で、タイビザを取って、エアアジアで、行きました。
当時のバンコクでは、黄シャツ隊と、赤シャツ隊が、対立していて、その日、警察隊と、黄シャツ隊が、衝突し、死者2名が、出た日でした。
当時は、
「外国人は、黄色や、赤色の服を、着ないように」
と言われていました。
その後、対立は、エスカレートして、バンコクの空港は、閉鎖されました。
私は、当時、バンコク・カオサンの安宿に、滞在していましたが、多数の観光客が、帰国できなくなって、大混乱していました。
私は、カオサンで、長期滞在するつもりだったので、空港閉鎖は、関係なく、毎日、インターネットカフェで、インターネットをしていました。(料金は、1時間150円くらい)
毎日、ニュースを、チェックしていましたが、やはり、海外は、日本と違って、犯罪が多いんです。
ある記事にあったのは、
「日本から来た、若い女性の旅行者が、全裸死体で見つかった」
というものです。
「その女性は、夜、スワンナプーム国際空港に到着して、安宿に行き、荷物を置いて、出かけた」
そうです。
「夜間は、出歩いてはいけない」
というのが、鉄則です。
夜、空港に、着いたときは、朝まで、空港から、出てはいけません。
死体は、次の日の朝、見つかったそうです。
私は、
「よく、日本人だとわかったな」
と思いました。
「全裸死体」ということは、荷物は、全部、盗られ、服も、全部、盗られています。
タイだと、入国審査で、顔写真を撮るので、それで分かったのかな、と思いました。
強盗強姦殺人でしょう。
犯人は、逮捕されたくないので、被害者を殺し、身元が分からないように、服や、荷物を、盗ってしまうんです。
女性は、大体、全裸死体で、見つかったりします。
その写真が、新聞の一面に、載っていたりします。
当時、バリ島でも、若い日本人女性が、夜、警官に誘い出されて、出かけ、翌朝、死体で見つかっています。
(私は、バンコクの前は、バリ島に、滞在していました)
「明日にして(トゥモロ)」と言わなければ、いけないんです。
高級ホテルに、泊まっていても、真夜中に、ドアを、ノックする人が、いたりします。
絶対、ドアを、開けては、いけません。
ドアを開けたら、あとは、自分の責任です。
強盗や、殺人が、起きても、自分の責任です。
朝になってから、ドアを、開けましょう。