お昼時を過ぎた午後、あるカフェに入りました。「地球の歩き方」にも記載があるカフェです。
店内はそれほどでもなく、店外は満席。ウェイターさんは2・3名。
入ってすぐのところでしばらく待っていたら、「そこに座って」と店内入口すぐのところを指さされた(案内はされていない)ので、そこに座って、メニューを見ながら待つこと10分。注文を取りには来ない。
何度も素通りされて、ようやく目線があったと思ったら、「こっちに席移って」と指図される。なんで?と思ったけど、とりあえず言われたところに移って、待つこと20分以上。
来ない。
脇を何度も足早に素通り。
その間には手を挙げて合図したり(絶対見えてる)、目が合ったりしているのに…
そしてその席が、入口と店の反対側の席が見えるのでわかったのですが、私のあとにきたお客たちは席まで案内して、注文もとってる。常連さんらしきテーブルのところには行って、追加注文もとってるらしい。帰ったお客のところは後片付けもしている。
ちなみに、店の内外にいたお客さんにアジア人は見当たりませんでした。
これって、やっぱり馬鹿にされたんですよねー。
しかし、文句を言えるほどの英語力もないし、文句言おうとしてもそれさえも無視されそうだし(笑)ここで騒ぐなんて自分が恥ずかしいし、何よりこんな時間がもったいないと思い、そこを出ました。
トリップアドバイザー見てたら、全く同じような思いをした日本人女性の口コミが載っていました。欧米人女性もサービス悪いという口コミ書いてますが、その人たちは品物の提供まではされている模様。
ああそうか、非力そうな、文句言わなそうなアジア人女性には、「気が向いたら」こういうことするのかなあと。
会社の人に愚痴ったら、「中国人と思われたんじゃないの?」って言われましたが、どこの国の人だって、店に対して失礼をする前から、こんな扱い受けていいとは思いません。
私もトリップアドバイザーに口コミ書いちゃおうかな。その場で文句言わなかったくせに卑怯だと謗られるでしょうか。でもほんと、口もきいてくれない雰囲気でした。座って、のときも指差し会話みたいでしたし(笑)
でも、「地元密着型」みたいだから、一見観光客の何人かがこんなこと書いたと気が付いても、どうとも思わないんでしょうね。
その帰りに、なんかあきらめきれなくて、カフェモーツァルトに寄りました。
ザッハーの前も通りましたが、待ち行列ができていたのでやめました。
カフェモーツァルトは「あるカフェ」よりもずっと混んでいてほぼ満席でしたが、「フツーの接客」で、こちらのウェイターさんはみなさんふぅふぅ言いそうにくるくる働いていましたが、私のシマの担当ウェイターさんはとてもフレンドリーだったし
こっちでも注文まで、品物がくるまで、と結構待たされましたが、私だけでなく平等にみんな待たされてましたので、文句ありません。
まあ、「地元密着型の店」と、「主なお客様が観光客の店」では、違ってくるのかもしれませんが…
はじめて、ここまで無視されるという目にあったので、ちょっとショックではありました。
楽しかったウィーン旅行の、ちょっとした汚点になりました。