ようやく念願がかない、山形のワイナリー巡りをすることができました。その「成果」はぼちぼち書くとして・・・合わせて、仙台の(ちょっと高めの温泉地である?)秋保温泉にある秋保ワイナリーの訪問とお話をきくことが出来ました。
http://akiuwinery.co.jp/
ご存知の通り、東北6県では現在宮城にはワイナリーがない状況で、岩手や山形とどう違うのか(山梨のとなりの静岡や神奈川はどうなのか?と言われそうですが。)よく分からないですが、その宮城県に再びワイナリーをという思いと共に(代表の毛利さんのお話はどこか別のところできちんと読んでいただいた方がいいです。)もちろん復興を見据えて、という考えで建設中、ということだそうです。
消費地の仙台の近くで、宿泊施設と温泉も既に備わっている(?)という地の利を生かしてなのでしょうが、あとは秋保の土地にいかに合う葡萄を見つけるかでしょうねえ。醸造施設は間もなく完成するので、今年はよそから葡萄を買って醸造をする予定とのこと。既に自社畑にもたくさんの葡萄が植えられていますが、収穫までは何年かかかるみたいです。でも、宮城の水産物に合わせるため白ワイン中心に作っていきたい、というのは白ワイン派の私にとっては嬉しい限りです。
あまり、「復興」という言葉にこだわらずに、自然体で仙台の名取川沿いにどのような葡萄を育てていくのか、ちょっと注意してみたいと思います。今年の冬以降に仙台に行く方は、(どうせ仙台にはみるものがないし(!))施設が出来たのを確認してから、寄って見られるのもいいと思います。