ミッテ駅から徒歩５～10分のホテル泊、観光・散策は19～21時と６～9時に

空港から30分ごとのＣＡＴでミッテ駅まで16分。駅から徒歩５～10分のホテルがベストでしょう。旧市街を囲む旧城壁跡のリング通りまでも徒歩5分ほどと近いので駅そばが満室なら旧市街内やリング沿いの宿でもOKかと。

定時に着けば19時すぎには散策できるでしょう。日が最も長い時期ですから21時過ぎまでは明るいかと。
2時間は散策可能です。
翌朝も早くから明るいと思いますが、ウイーンは欧州で最も治安がいい都市のひとつとはいえ、人通りがない通りは歩かないように。7時過ぎなら大丈夫でしょうが。
9時にはCATに乗ったほうがいいかも。
観光・散策を優先するなら、朝食込でもホテルの朝食は捨て、空港に着いてから朝食を。
または、ダイニングを覗いて、うまそうなら、パンやチーズ、ハム、ソーセージなどをテイクアウトしてCAT内で食べます。

短時間でのウイーン観光の定番はリング一周の市電からの車窓展望。オペラ座、王宮、ブルク劇場（ここまで右回りだと右）市庁舎、国会、ウイーン大学、美術史美術館（以上左）など見どころの大半が通り沿いに建ってるからです。

1番と2番の市電がリングを3分の2周して郊外に出て行きます。リングを外れたら、次の電停で降りて、反対方向の市電でリングにもどるか歩きます（3分ほど）。再び同じ方向に1番か2番の市電に乗ると一周できます。

もう一周乗って反対側の景色を。2周しても計1時間ほどです。

具体的にはミッテ駅からシュテファン寺院の尖塔を目指すと、リング通りに出ます。左折した電停から左方向に向かう市電2番の左座席に乗ります。左手は音楽家の像が並ぶ市立公園の広大な緑です。時計の針でいうと3時の方向から乗車です。

6時の方向のオペラ座（右）を過ぎ、9時の方向の国会議事堂前（左）で降ります。ここから2番はリングを外れて西に行ってしまいますから。

あとから来る1番に乗り換え12時の方向のシュヴェーデンプラッツで下車。再びあとから来る2番に乗ると、乗車した電停に着きます。ここで左座席から右座席に移り、同じことをしてもう一周します。

市電はウイーン市内の全交通に24時間乗り放題のパスをキオスクなどで買っておけば2日に渡り、何度でも乗れて便利です。市電に乗ったときに打刻すれば24時間有効です。

後半の1時間は旧市街のど真ん中に立つシュテファン寺院や王宮（そば）の散策を。外観だけでも欧州最大の国家だったハプスブルク帝国の壮大さを感じられます。

王宮前には有名なケーキ喫茶のデーメルや伝統カフェの代表ツェントラール（22時？まで）があります。後者で遅い夕食がいいかも。
デーメルは多分20時まで？なのでここのケーキを食べたければ宿から直行してから市電一周の旅を。

ホテルザッハーのザッハートルテは多分7時半から？なので翌朝でもOKですが。

翌朝はミッテから地下鉄4号線で1本（8つ目15分）の郊外のシェーンブルン宮殿へ。内部は入れませんが、美しい庭園は6時から開園、無料です。
往復を入れ、1時間半はかかるので行く場合は6時ころから出たほうがいいです。