出発前 では小児科から 出発前の土曜日の午後、空いている時間を狙って小児科に出向いた。 かかりつけの小児科は土曜の午後でも平日と変わりなくやっているので助かる。 予想通り、ちょっと暖かくなって風邪をひく子も少なくなったようで夕方遅くにはガラガラ、いつもなら予約待ち3時間はざらなのに。 名前を呼ばれて、さっそく「具合が悪いわけじゃないんです、ちょっと出かけるので予備に薬がいただきたくて・・・」と切り出した。旅行の際には必ずお薬をいただいていく。 先生も心得たもの、あれとこれとと。一番初めの子供連れ(上の子(12歳)が2歳10ヶ月の時の北欧2週間)の時は予備の薬と普段使っている薬の詳細なメモを下された。熱性の痙攣をすぐ起こす子だったので。何事もなく済んだが。 「睡眠薬もください、飛行時間が長いので」というと「睡眠薬はないんだよ、じゃあ眠くなる成分が入ったものを出しとこう」 私は普段から子供の薬の服用後のことを先生に報告する、眠くなった・ならなかった程度のことだが。それをちゃんとカルテに書き留めてくれている。 「今度はどこに?」と聞かれて「スペイン・バルセロナに6泊」「聖家族教会がある?」聖家族教会とは最近言わないなーと思いながら、うなづくと「僕の家はそう呼ばれているんだよね、工事の途中で業者が逃げちゃって、いつまで経っても仕上がらないんだよ」と。なんていいお客さんなんだ!と感動しながら混み合ってないことをいいことに雑談。 これで、子供の薬は準備オッケー。 結果をいうと、全く薬は使わなくて済みました。 行きの飛行機の中で、「あ、薬スーツケースの中だ」と思っただけで最後までその中。 小児科の先生には絵葉書を出しました、サグラダ・ファミリアの。