オーロラ鑑賞

まず日程が最悪ですので出来るなら変更しましょう。3月10日が満月でのでいけません。2月24日と3月24日が新月でもし晴天なら暗闇が期待できますので。オーロラ出現の条件　①暗闇　②晴天　③太陽フレアが活発　です。①は月齢カレンダーで簡単に情報ゲットできます。②は運不運　③専門知識あれば調べることはできます。この3つがぴったり合えば素晴らしいオーロラに会えますよ。カナダが良いと言われるのは②の確率が高いためです。
　小生はサーリセリカのホテルに滞在してホテル内にあるツアー会社に申し込み参加しました。ツアー事務所ドアに過去一週間の出現実績が◎○△☓で発表されています。そして当日の天気予報とフレアの情報が記入されています。ここで夕方までに参加するか否か判断して申し込みします。申込後はキャンセルできません。ツアーに出掛け鑑賞できなかったとしても返金はありません。まるで丁半博打の気分でした。結局参加しました。大型バスで出発後運転手とツアーガイドが携帯電話で付近の友人と連絡取り合って雲の切れ間を追い求めバスを走らせました。イナリ方向に向かい途中の道路上で姥らしいオーロラに出会いそこで暫く滞在しサーリセルカに戻りました。サーリセルカでガラスロッジにも宿泊してみましたが上空全体が薄っすらとホワイトに見えるだけでした。
それよりロバニエミでのオーロラツアーは極寒の中スウェーデン国境近くのトナカイ牧場まで出掛け貴重な体験をしてきました。最後に今一つの知識を：赤色オーロラは高緯度ではなく低緯度の方が出現しやすいということをロバニエミのツアーで教えてもらいました。北海道でオーロラを見ることが出来るのはこのためだそうです。