四森林州湖など現地語呼称が大切なわけ ロビンフッドに因む、スイス創始の3つの森林州を含む4つの森林州に囲まれた湖であることから命名されたということでしょう。 日本での国名の「スイス」はスイスの大部分を占める多数派の独語Schweizシュヴァイツや独語のスイス発音のシュヴィーツでなく、少数派のフランス語というのが不思議というか面白いですね。列車の車掌も検札のあとダンケでなく、メルシーというのも「アレ?」と思いました。少数派尊重なのでしょうか? 日本ではフランス、スペイン、イタリア、オーストリア、、フィンランド、ノルウエイ、スウエーデン、デンマーク、ポーランド、スロヴァキア、ハンガリー、スロヴェニア、クロアチア、ブルガリアなど英語か英語に近いを呼称を国名にしているのが大半ですが、スイスだけがスウィツァーランドでなく仏語なのです。 国名は固有名詞ですからその国で呼ばれている呼称を日本でも呼ぶのが理想的だと思うのですが、ドイツ語圏3国ではドイツは独語ドイチュラントに近いからいいとして、独語のエースタライヒ(オーストリア)はそう変えれば、混同がめちゃ多いオーストラリアと混同されずに便利ですが、観光局がラリアとリアが紛らわしいと、オーストリー・ハンガリー帝国時代の「オーストリー」に呼称変更要請したものの普及しないようです。 イタリア、ギリシャ、イギリス、スイス、ドイツ、オランダ、ベルギー、トルコなど英語でない呼称もかなりあるのが救いです。 共通語としての英語はやむをえないとしても、国名、地名は多様性のある世界のほうが旅をするにも面白いですから。 だって、四森林州湖の英語呼称レイク・ルツェルンでは、湖の呼称がスイス建国に因む3つの森林州+もう一つの森林州に囲まれた湖から名付けられたことがわかりませんから。
スイスの CH という呼称 自動車なんかに国認識としてよくはってあるステッカーにかいてありますが これは独語 Schweiz からきているのかしかしちょっと無理があるよな とおもっていたけど、 そうじゃないようですね。 https://lenews.ch/2019/05/10/car-ch-stickers-might-disappear/ スイス ネットのドメインの名前も CH ですね。
CH というのは スイス の コインにもほってあるようですね。 https://en.wikipedia.org/wiki/Coins_of_the_Swiss_franc
CHはスイスのラテン語国名からきている各国の2文字コードのようです 日本がJPのように。 ご存じのようにスイスの公用語は独、仏、伊、ロマンシュ語の4か国語からなり、国名をどれか一つにはできないため、困ったときの欧州の共通語ラテン語の出番で、ラテン語のConfoederatio Helveticaを正式国名としているようです。その2文字コードがCHらしいです。 複数であるHelveticaの単数ヘルヴェチアはスイスの国名としてよく見かけますが、ギリシャがなぜエラス(ヘラス)なのかと並び疑問でした。 確かにジュネーブやルガノでスイスのことをスイス・ドイツ語のシュヴィーツと言ったら、余り愉快ではないでしょうね。 ジャパンでなく日本だという日本人も少ないないですから。 多言語国家は気配りが大変ですね。 英語と仏語圏の境に位置するところから連邦首都になったというオタワの役人は仏語も多用するよう心掛けているせいか私との会話にもしばしば苦手の仏語がでてきて困惑しました。 慌てて英語に言いなおすのですが、失礼!も英語ではなくエクスキューゼ・モアなのです(笑)。 なお、ドイツ語での独、オーストリアのスイスがシュヴァイツなのにスイス発音ではシュヴィーツと書きましたが、文字もスイスドイツ語ではSchwyzとなり異なりますので訂正します。