fraugoemonさんのご質問のお答えの一部です。
なぜってご承知のようにアロイス・カリジェの絵はいろいろなところにありますが ここが極めつけという美術館があるわけでなく(多分・・・)あちらに数枚、こちらに数枚。あちこちの村や町の壁にさりげなく・・・しかも署名があるわけでもなく、知ってる人は知ってるが知らない人は気にもしない・・・。
あたたかく、そして厳しく、寂しく、静かな絵は 油絵も 商業用のポスターも、リトグラフも みんなステキです。
私が出会ったカリジェの絵のある場所をご紹介してご同好の方のご参考に供しようと fraugoemonさんのお尋ねをいい機会と思い立ちました。
お好きな方の追加情報とご感想をお続け下さい。
その1 シュタイン・アム・ライン
ラインの源流、ラインフォールの町シャフハウゼンから電車で20分ぐらいでしょうか。 駅からは20分ぐらい歩いてライン川・・・といってもそう広くありません、を渡ったところにあるオモチャのような町です。
その中央の といっても真ん中に大通りがあっておしまい・・というような町ですが 三叉路中央に市庁舎・・その川とは逆の側の古風な宿 HOTEL ADLARの通り側の壁面一面の絵がアロイス・カリジェ
の作品です。 4-5階?建ての壁面ですから良く見るというわけにはいきませんが 多々かな雰囲気の土俗的な絵が一面に描かれています。
ほとんどの人が間違いなく写真に収めていますが通りがそうそう広くないのでなかなかバッチリは収め切れません。 エッ あれが・・・と写真を改めて取り出した人も少なくないのでは・・。
シャフハウゼンから遊覧船でも来られます。ここからシャフハウゼンまで乗れば やっぱり<ライン下り>なんでしょうね、きっと。
次は その2 クール です。