メトロ Malostranska駅から電車に乗り込み、扉が閉まる寸前に15人くらいの一見旅行者のグループが走って入ってきました。そんなに混んでいなかった車内が突然満員電車状態に。もみくちゃにされて母と人ごみの中で次の駅に着くまではぐれてしまいました。母は自分の鞄に誰かが手をかける気配を感じましたが、周囲の白人の大男達に睨み付けられ恐怖を感じて固まってしまいました。
次の駅で、慌てて下車するもやはり財布を盗まれていました。盗られる恐怖よりも犯人グループの異様な雰囲気の方が恐ろしかったみたいです。
財布は鞄の中でチェーンでとめていましたが、ペンチのような道具で切られていました。何度もヨーロッパに行った経験から、地下鉄では鞄を抱きかかえていたはずですが、人ごみの中で鞄は背中の方へ回ってしまっていました。
小柄で標的になりやすいのは十分自覚していましたが、ここで声を出したら何かされるかもしれないと思ったのは初めてだったみたいです。
乗車駅は、王宮を観光した後に乗車しやすい駅ですので利用される方も多いと思います。皆様プラハにいかれる際は、お気をつけて下さい。