確かに地域差もありますが、それだけではなくって・・・ KUDAMONOさん、こんにちは。 ご質問への直接的な回答としては、確かにスコットランドやウエールズ など、アクセント(「訛り」というよりは私は「アクセント」という 表現のほうが好きです)が強いと言われていますね。 イングランド内では、北に行くほどアクセントが強いように思います。 ヨークシャーとか。 ロンドンでも下町のほうは、かなりアクセントきついです。 まあ、オーストラリア英語と同じと思ってください。 イギリス英語が一筋縄でいかないのは、実はこのような地域による 発音の差とともに、同じ地域に住んでいても所属する社会階級(クラス) によって発音が異なってくるという点です。 具体的には、労働階級と中流以上の階級。もしくは高等教育を受けた層と そうでない層。逆に言うと、発音を聞けば、その人の社会階級(と出身地)が わかるのです。サッチャー元首相が若い頃、発音を矯正した話は有名です。 ベッカム選手なんかは、ワーカーの発音ですよね。 私はむしろこちらの発音の差のほうが手ごわいと思います。 大昔ですが、ケンブリッジの語学学校に1年間通ったことがあります。 その際にお世話になったホームステイ先のお家、こちらがいわゆる ワーカークラスに属していたものと思われます。 初めてそこのご主人にお会いした時は、何を言っているのか、ほとんど 分かりませんでした(奥様のほうは、割と聞きやすい英語でした)。 幸いそこのお家が気に入って、1年間お世話になりましたが、1年たっても ご主人の話す英語は70~80%しか聞き取れませんでした。 念のために言っておきますが、語学学校の先生は、どこの地域であろうと、 RP(Received Pronunciation: 標準発音)で話しますので、勉強への影響は ありません。
どれがホント?の英語やら ラブリさん今晩は、この前はサイレンセスターの正しい発音 ありがとうございました。 英語の固有名詞の発音は難しいです~。(^_^;) 一体誰の話す英語がイギリス英語なんでしょう? BBCのアナウンサー? 地域の差、階級の差、移民家系の話言葉、、、。 連合王国では北アイルランドの田舎も凄いですね、以前NYで見た テレビ番組ではこちらの老人の話す英語に英語の字幕が付いてました。 コーンウォールの田舎(観光リゾート地除く)もアクセントが 分かりませんでした。ロンドンのコックニーはもちろん ニューカッスル、リバプール、グラスゴーも独特ですね~。 ヨークシャーに行ったアメリカ人の方が英語が通じないと 嘆いていたのを聞きました。 何処で交わされるにしろ良くも悪くも言葉は生き物だと思います。 シッカリ身につけて楽しい会話が出切る様になれたら それが1番だと思いますよ~。
参考です、BBC BBC放送をインターネットでも生で聞くことが出来ます。 右上の BBC Radio Playerをクリックすればリンクします。 http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/ アメリカ英語ならVOA
これも英語 あれも英語♪ corlinさん、こんばんは。 >一体誰の話す英語がイギリス英語なんでしょう? どれもイギリス英語なんだと私は思います。 あのBBCでも、昔はアナウンサーの発音はRP一辺倒だったのが、 この頃ではより多様な英語を認めようという流れから、地方出身の アナウンサーが出身地のアクセントを使ったりしているそうです。 言語学の分野でも、同じような動きがあります。 英語はもはや英米人だけが話す言葉ではなくなっています。 アジアでもアフリカでも話されています。どれが「正しい英語」とかでは なく、様々なところ(国)で話されている、そのどれをも英語として 認めよう、という流れなのです。