氷河特急に非ず あれは氷河急行です、旅行会社の策動に乗るのはやめましょう。 急行は特急に劣後するという迷信のようなもの。 ラックレールを使っているから鈍行のようなスピード、ベルニナ急行のほうがラックレールを使わないだけはるかに早いし眺めも間近に氷河! 車窓の景色だってオーバーアルプ以西は見るべきものは無い…何故か○○特急に群がる日本人。
仰せのとおりとは思いますが… あれだけ宣伝されていると、せっかくスイスに行ったなら「話の種に…」と乗りたくなるものではないでしょうか? 個人的には、クール~サンモリッツとディセンティス~アンデルマットは乗っても損は無いと思っています。 それはそれとして、どうせツェルマットへ行く際にブリーク~ツェルマット間でMGBを利用するならば、(今までみたいに料金が無料なら)新型のパノラマカーもいいかな?なんて思った次第でした。 なこちさんからの情報では、今年はどうもダメみたいなので、窓の開く各駅停車での移動にしようと思っています。残念!
それでも氷河特急・・・?の肩を持ちたい いつも書き込みするのですが、氷河特急は Glacier Express で しかも世界で一番遅いEXPRESS と銘うっています。 その上 Special Express 特急?ではなくて 単に EXPRESS つまり急行と訳すのが本来?では。 で EXPRESS は通して運行するということですから運営会社をまたがって走れば 立派な EXPRESS 急行で それを勝手に特急と日本語で読み替え、しかも早い・・と勘違いするのは それこそ カラスの勝手・・・ああ古いナ。 でもう一つ言うならば スイスの最奥部、オーストリア・ハンガリー帝国の文化圏の末、ラインの源流地域と、イタリアへの基幹峠越えルート シンプロン峠につながるローヌの谷、その中央のゴッタルド峠を一つに結ぶ鉄道開通は スイスの夢であったと同時に ヨーロッパが夢見た ルートだったという事です。 ほとんど不可能であった氷河越えの鉄道を夏の間だけでも通すことが出来たのは 当時の科学の勝利だったはず・・。 ですから この名前がトンネルになっても残るのです。 もともと庶民の足としての機能があったとは思えません。 勿論今は違いますが。 内蔵介先輩を待つまでも無く 鉄道の歴史は人間の夢の歴史です。 その果ては 銀河のかなた・・・ナンチャって。 でも あんまりお金カセギに走ってもらいたくないのは 私もです。