個人差 これには個人差があります。 欧州では到着後数日、帰国後は1週間を覚悟すべきです。軽い場合は、前者 で1日後者で数日でしょう。 しがないOLさんであれば、表面上は何事もないという表情で仕事をすべきで す。ただ、仕事中に居眠りでもしたら、二度と海外旅行には行けなくなるの で、ご注意を。 こう書くと、「時差ぼけにはならない」と答えているかたに申し訳ないので すが、日本での生活が不規則なかたは時差ぼけになりにくいはずです。もち ろん、もともと持っている個人差も大きく寄与しますが、体内時計が破綻し 掛かっていると、7-8時間程度の時差は日頃の変化程度になってしまいます。 実は時差ぼけと行っても疲労による部分があります。主な原因は睡眠不足。 一般に機内では十分な睡眠は取れていません。時差解消のために、昼間便 では眠らずに起きていろという人がいますが、少なくとも私は寝ています。 機内で睡眠を取ったほうが疲れと「時差ぼけ」症状が軽い。リクライニング の少ないエアラインのビジネスクラスとほぼ水平になるエアラインとでは 身体の調子が全く異なるし、ファーストならば全くと言って良いほど帰国 してからも「ぼけ」が発生しません。 パッケージなら問題はない(バスのなかで寝ているのだから)のですが、 個人旅行のアジア便で早朝に欧州に着き、そのまま他都市に陸路で行く場合 などは、疲労と時差ぼけで、乗り物内で昏睡状態です。気がつくと身ぐるみ を剥がされているという事態になりかねないので気をつけろと良く言います。