・・・とは言っても、今回は東京・新宿のコリアタウンでのお話しです。
( エリアは アジア>韓国>韓国その他の地域 にしてしまいましたが... )
このところの蒸し暑さで食欲が減退。食べられるのは冷し中華とじゃがりこのみ。
今月の韓国修行はお休み( 夏休み )、そういう時に限って韓国飯が恋しくなっちゃうのです。
今回は韓国飯病の治療のために、しかも日本人がつくるエセ韓国料理ではなくて、
本格的な韓国料理にありつこうと思い立ち、久しぶりの地元での休暇の昨日、電車に乗って新宿まで行きました。
特に焼肉目当てでも無いので、ピンでも入り易そうな職安通りにあるベタな韓国料理店に入店しました。
迷った末にオーダーしたのは韓国でも必ず食べてしまうスントゥブチゲ。
15分ほど待たされて運ばれてきた( 普通、韓国ではこんなに待たされない )熱々のチゲ。
久々のチゲ君との対面に、前足が震えている・・
チゲの中の卵黄をスッカラ( スプーン )でとろ~りと崩し、まぜまぜしてお口に放り込んだところ、
『なーんか味が濃い~』
という事態に陥りました。
思い直しのため、その後何度もチゲ君を口に運びましたが、
やはり違和感を感じるのです。
『からい、辛いではなくて、からい』
うーん、、、しょっぱいのですね。チャプチャラダ??というのでしょうか??
韓国飯病の治療のためにわざわざ足を運んだのに、
ついぞ完食とはいきませんでした。これは挫折です。
会計の時に、韓国人アジュンマに
『もしかしてこの店の料理人はプサンの人ではないですか?』と訊いたところ、
『そうです。でも、なぜわかったのですか?』と驚かれました。
別に私でなくても、わかるであろうよ~。
思い起こせば、私はいつもソウル( インチョン )inソウルoutでした。
知らず知らずのうちに、ソウルの味付けが基準になっていたのでしょう。
チゲひとつでも、地方によって味は全然違ってきます。
今回は良い勉強になりました。