1ユーロ=150円は理解されてます?

平均して一日13ユーロ。
この予算の中に拝観料も、移動のための交通費も含めるとなると、外食は控えた方が、ではなく不可能でしょう。
正直、入場料、拝観料の必要な観光スポットもそれなりに訪れたいとなると、飲まず喰わずの状態でもこの予算ではキツイと思います。
ガイドブックなどに記載されている入場料は、あくまでも取材当時(出版の時点で1年程度前)のもの。
インフレの激しいイタリアでは、一年前の情報からは1割、2割の値上げがあってもおかしくはありません。
なので、予算と相談の上ということです。
各都市内の移動は、一日券や三日券、一週間券などがお得ですよ、と書こうと思ったのですが、この予算では、各都市内の移動は自分の足に頼るしかないですね。
基本的に、イタリアでは人の手が介在するものは、皆高いと思ってください。
食料では、素材が一番安く、加工品(調理済み食品)は東京より高め、外食(人が調理する)はかなり高いと覚悟しておいた方が無難です。
日本だったら、マクドナルドも安いし、立ち食い蕎麦や牛丼屋など、500円握り締めていけば何とか食事できてしまうお店というのは結構ありますが、イタリアでこういう低価格外食というのはあまりありません。
強いて言えばBARのパニーノですが、パン一個に450円。高いですよね。まぁ、大学の学食にでも紛れ込めれば違うかも知れませんが...。

節約といっても、スーパーを上手く活用し、お昼もスーパーで購入したパンと具材で、自分でパニーノを作ってお弁当にするとか、イタリアは水道水が飲めるので、最初に水筒代わりのペットボトルを買ったら、後は水道のお水を入れて持ち歩くとか、年齢によっては、ユース料金を活用するとかくらいしか思いつきません。
ただ、ホテルに冷蔵庫があるかどうかでも、このあたりどの程度活用できるか違ってくると思います。
後は、お湯が沸かせるだけでも大分違うので日本から湯沸し棒を持参。インスタントの味噌汁とかスープの素を持っていくといいかもしれません。

ま、正直、そんなに節約できる方法があったら、私が教えて欲しいです(笑)

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2件のコメント

  • 06/07/13 08:58

    本当は円安なのでは?

    ユーロ高と良く言われますが、実は円安なのではないでしょうか?

    今の大統領になってからの理不尽な戦争と膨大な借金が、世界を米国から
    離れさせ、それによってドルの失墜が生じた。しかし、米国に貢いでいる
    日本としてはこれを支えなければならず、資金が逃げるようなドル暴落を
    抑えたい。そこで、円安にしているのだが、ドルも下がっているので対ド
    ルではあまり変わらない。

    理由は何であれ、ユーロ圏の物価はとても高いのは事実。とくにイタリア
    は相当物価の高い国のひとつです。折角の美食もスーパーマッケットで
    調達したものだけではとても寂しいし、調理もできないわけですし。

    「価格破壊」の結果、日本の外食はとても安くなってしまいました。
    ワンコインでまともなものが食べられるということは、イタリアでは驚異
    的でもあります。しかし、これはある意味極度の人件費抑制、中国をはじ
    めとする食材や食品の輸入によるコスト削減の結果です。これが雇用、産
    業や健康を考えた場合、果たして良いのかはよく考えてみる必要があると
    思います。

    一方、イタリアは若年層の雇用率が極めて低いものの、バールやレストラ
    ンにはこの道何十年というかたが仕事をしています。また、中国や南米か
    らの安い食材に浸食されつつあると言っても、手間暇掛けた本当の食も健
    在です。これも食べ物、とくにレストランでの食事が高い理由だと思いま
    す。

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  • 06/07/12 08:24

    Re: 1ユーロ=150円は理解されてます?

    たくさんありがとうございます。
    初めての一人旅行でキリキリすぎるのはとても辛そうですし、
    スーパーは活用しようと思いますがやっぱり限度
    がありそうなので、予算を考え直します。。。

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