おっさんひとり,イタリア Caldo Caldo 見聞録 その3 【二日目,06/30(木)】 Firenze <---> Pontedera Vespa で有名な Piaggio 社のある Pontedera-Cascina Terme へとイタリア鉄道で向かう。 Firenze から Pisa 方面へ62km,片道普通運賃 4.10 ユーロ。 到着し駅前へ出れど,バスやタクシーの発着場や広場があるが違うみたい。 丁度,郵便配達員がいて聞けば反対側出口とのこと。反対側は駅舎もなく地下道出口のみの,まるで駅とは 思えない場所。目の前道路,両側はすべて Piaggio 社工場。Bar でカフェを頼むついでに場所を聞く。 駅地下道出口から西へ数分。 Piaggio 博物館を発見。 戦前から飛行機,艦船,車輌などを造ってきた歴史も去ることながら有名なのはやはり 戦後のスクータ, Vespa 。それが暦年順に壁の棚に実物がギッシリ。さらには特殊車やダリなどが デザインしたエポック・メーキングなのも,かつての工場を現代的に改装した館内にビッシリ。 中には乳牛様にペイント。カウベルをつけ,車体は肉部位に区分けされ,マフラはミルクタンクに改装 されたお茶目なものやロングホイールベースにされた Vespa など。 もう一銘柄の大型2輪,Gilera もレーサーはじめてんこ盛り。 第2次大戦中の4発大型機 P-108 の模型や実物エンジンなども展示。 屋外には現代練習機 P-180 や1936年製の総ステンレス製電車(最初,ディーゼルと思ったら電車でした), 98年にリスボンから北京まで走破したミニ三輪やスバル・サンバーの OEM 車のミニ4輪などの現役。 ◆ Museo Piaggio 入場無料。水曜~土曜,10時~18時まで開館。 http://www.museopiaggio.it/ Firenze まで同様に帰り,市内をぶらつくが暑い。宿で休憩後,夕食に同じ店に出かける。 きょうは St○○○no も休みなので料理長や店主と店の脇で喫煙しながら,夕食前の無駄話。 Firenze 終了。