Re: チロル地方の観光について では残りを…。 1.Hafelekarはロープウェイの頂上駅から、頂上のHafelekar Spitzeまで標高差約50m、片道10分程度の上り下りです。山道ですが、ステップなどがきちんと作られているので、一般人でも問題は無いです。下に見えるInnsbruckの街や谷の反対側のPatscherkofel, Brenner峠方面の眺めもいいですが、むしろ裏側のKarwendel、ドイツ国境稜線が鮮やかですね。ただしこの眺めはロープウェイ頂上駅付近からでも十分良く見えるので、必ずしもみんな上らないようですが…。 HafelekarからSeegrube経由、または経由せず、Hungerburgなどへ降りてくるコースがありますが、登山としては普通でもハイキングとしては少し急目かもしれません。なおロープウェイの真下をくねくね下りてくるコースは、その分(?)見晴らしが開けていますが、上をすいすい通過されるのは結構むなしいかも…。登山者が時間をかけて縦走をするのでなければ、他力で楽に往復するのに向いた山かもしれませんね。 4.Seefeldは、Rosshuetteのケーブルカー頂上駅から更にロープウェイで、Seefelder Jochか、Harmelekopfのへ上がれますが、Seefelder Jochから頂上稜線をSeefelder Spitzeまで往復する行程は約1.5h, きつい上り下りもなく快適です。 ただしその先Reither Spitzeまで行くと、良く踏まれてはいますがガレ場やハシゴなどもありやや急で、Harmelekopfのロープウェイ駅まで戻ってくるのにプラストータル3-4時間程度でしょう。その分Reither Spitzeからの眺めは360度素晴らしいのですが。ドイツ国境稜線からZugspitzeまで、Hafelekar Spitze方面、Inn谷とZirlの村を挟んでAxamの氷河、そしてLandeck方面に延びるInn谷…。 Harmelekopfへの場合は駅から頂上まで20分程度の上りでしょうか。正面にReitheralmのカールがでんと見えて壮観ですが、その裏のHafelekar方面は見えません。 従って2時間で見晴らしの良い楽なルートということではSeefelder Spitze往復がベストかと思いますが、唯一難点は同じ道を往復になることでしょうか。 6.St. AntonはVallugaのロープウェイ経由ということになりますが、頂上駅からは、ハイキングの下りとしては少々難易度が高そうで、私も断念しました。ただし景観は360度で、西のスイス方面のちょっと異国風(?)、南のPatteriol, Kuchenspitzeの特徴的な山容、すぐ裏は緑のLechの谷、そして表のSt. Antonから東へ延びるStanzer谷と、表情が違ってロープウェイで往復するだけでも見飽きないです。 一つ下のVallugagratからの下りは、最初雪面を下りますので(9月下旬だとどれくらい残っているか分かりませんが)、ストックなどあると便利です、というかないと少々怖い…(ただこの部分の傾斜はあまりきつく無いので、豪快にヤッケを下に敷いて滑り降りていった人もいましたが)。岩峰をぐるっと回って岩っぽい斜面をUlmer Huetteまで降りてくると後は楽な原っぱ(=冬はスキー場)道で、Galzigまで下ってこられますが、3時間くらいはかかります。UlmerHuetteの下から分岐してGalzigを通らず、Stanzer谷を見下ろしながら直接St. Antonへ降りてくる谷筋の道もありますが、そうするとトータル5時間近いでしょうか。ちょっと長いですね。西のKapallの方へ向かうルートは標高差も少なく、パノラマルートとしてはよさそうなのですが、残念ながらKapallから降りるリフトは9月にはもう動いていないかと。 GalzigからMaiensee経由St. Antonへの下りは2時間半程度、後半は樹林帯の中へ入ってしまいます。歩き方にはやや急な下りと書いてありますが、私が上記で書いた「急」よりは楽です。Galzigのロープウェイ駅から上はGalzigの頂上(いかなかったのですが15分程度?)から下はMaienseeが一番野原で気分のいい辺りですね。Vallugaの岩壁と緑の野原の対比が鮮やかです。9月下旬ではもうお花畑という訳にはいかないでしょうが、Galzigの駅を中心に両者を2時間くらいで回ってくるのは楽で楽しいルートかもしれません。 なおVallugabahn/Galzigbahnの運行は9月下旬までですので、行程が微妙なようでしたら行かれる前に御確認ください。 むしろ迷われるかもしれませんが(苦笑)、御参考になれば。
アドバイスありがとうございます! とても具体的な説明をいただき、イメージを抱くのに参考になりました。 なんとなく③と⑤が私の希望に合っていそうな印象を持ちました。 でも、それぞれに良さそうで、まだ悩んでしまいます。 ①と②は近めなので、現地で時間&体力的余裕がなければ、気軽に出かける 場合に良いかも知れません。でも牛とかが居なさそうですね・・・。 ③シュトゥバイタールは、眺めも歩きも楽しそうです。エルファーカーム まで行き、山小屋を往復すればちょうど良いくらいのコースみたいですが、 もっと上の方までリフトかゴンドラ?で上がってゆき、氷河を見てから 降りてきて、エルファーカームで散策というのもできそうでしょうか。 ⑤フォーデルラナーズバッハは、ペンケンアルム~ペンケンヨッホハウス とは違うんですよね。もう少し低いあたりでしょうか。そんなに所要時間も かからないコースなんでしょうか。そのアルプスガイドを探してみたいと 思います。 ザンクトアントンとエッタールは歩くのが大変そうですが、 ロープウェイで往復するだけなら、景観はさぞ素晴らしいのでしょう。 ロープウェイで山上まで行って、ブラブラするだけならラクです・・・。 もう少し調べたり友人を相談したりしつつ、考えてみます。 また別のトピックでも聞きたい事が出てくるかも知れませんが・・・。 本当にありがとうございました。
③シュトゥバイタ-ル さめち-こさん、今晩は。 ノイシュティフトからのリフトはエルファ-カ-ムまでしかなく、もし氷河に行くのであればさらにバスに乗りムッタ-ベルクアルムまで行ってそこから出ているロ-プウエ-、シュトゥバイア-・グレッチャ-バ-ンに乗り継いで行く事になります。 ノイシュティフトからムッタ-ベルクアルムまでバスで30分です。 エルファ-カ-ム、牛が本当に可愛く近くまで行って写真を撮りましたがここの牛はおっとりしていて近寄ってもじろっとこちらを見るだけでそのまま草を食んでいました。 オ-ストリアの牛、気に入っています。 ヨ-ロッパ、色々とカラフルな牛がいますがオ-ストリアの牛が一番ヨ-ロッパの牛の代表見たいな感じがします。 オ-ストリア、とくにチロルはスイスほど人、人、人で込み合っていなくのんびり出来るので大好きです。 オ-ストリアアルプスの風景を見ていると気持をリフレッシュする事が出来るような気がします。
牛さん 確かPatscherkofelのロープウェイ頂上駅付近と、NordkettenbahnのSeegrubeの辺りには牛がいた記憶があります。まあ牛がいるからハイキングに行くというのも面白いですが…。通常牛は草地で草を食んでいますが、St. Antonに行った時はハイキング路を思いっきり封鎖されてしまい、人間が迂回させられる羽目になりました(苦笑)。ほかでもたまにあります。 まあ実際どこにでもいるようなものです。