Q&A

インドでのビザ延長、オーバーステイ

公開日 : 2006年08月20日
最終更新 :

インドでの現地ビザ延長、またはオーバーステイは可能でしょうか。
一度入出国し、残りの有効期限が9月中旬までしかない状態です。
よろしくお願いします。

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1件のコメント

  • インドで役人と関わるのは、ぜひ避けて下さい。

    病気でオーバーステイしてしまい(数日ですが)、医者の診断書を見せてデリー空港から出国しようとして、出国カウンターで止められ、飛行機に乗れませんでした。役人は、具合の悪い私のいい分を聞く耳すら持たず、チェックインした荷物を掘り出させ、嘔吐している私を3時間も留め置いた末に、「明日このオフィスに行け」と。

    手渡された住所に翌朝一番に行きましたが、アフガン難民と一緒に数時間も並んでやっと受付に。ビザを見せろ、というので見せると、「ここじゃない」と却下され、別のオフィスの住所をくれました。
    インドでは、役人すらちゃんとしたことが分かっていないのです。
    時間がないので、この日は一日、ぼったくりタクシーに言われるままの料金で、デリー中を駆け回る羽目となりました。

    どこに行っても、効率が悪いから、時間がかかるし、何が必要か、の情報すら事前にもらえない。ただただ、じっと待つしかないのです。
    質問しても無視されます。別のオフィスに行くと、書類を提出したのち、今度は5時に来るように、と言われました。5時に行くと、封印した封筒を渡され、そこに書いてある住所にまた出頭しなければならないのです。それが、空港の役人から行くように言われた最初のオフィスでした。

    私は幸い、パスポート写真とパスポート、ビザのコピー、十分な現金を用意していましたので、ぎりぎりに受け付けてもらえましたが、それでも支払いカウンターで「今日はもう終わり」といわれて、支払いをさせてもらえず、途方にくれました。インド小役人は、これ見よがしに札束を布に包んで封印し始めたのです。「インドを甘く見るなよ」といいながら、わざと意地悪をするのです。

    ただし、インドではこれで引き下がってはいけない。買い直したその日夜中発の航空券を振りかざし、「オーバーステイの旅行者が一国も早く出国しようとしてるのに、これではこの飛行機に乗れないではないか」とわめきまくり、やっと支払いをさせてもらえました。

    時間に余裕があって、忍耐力があって、人間以下の扱いを受けることに慣れているのでしたら、おもしろい経験かもしれませんが、私は気が狂いそうでした。ほんとうに人間以下の扱いですよ。
    このオフィスでは、欧米人のツーリストも、げんなりした表情で待っていました。ひとりはパスポートを紛失した人で、デリーに無駄に4日も滞在している、と言っていました。

    言葉に不自由がなくてもこんなに大変なのですから、もし不自由があれば、カフカ的な世界に途方に暮れることになるでしょう。第一、お金がかかります。カトマンズに出てビザを取るのが一番簡単だと思います。

    私は一生もう、インドには行きたくありません。軍と警察と小役人がはばを効かせている国にロクな国はありません。




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    09/08/25 12:20

    日本大使館の支援は?

    トレッカーさん ひどい目に会われたのですね。

    やむを得ない事情によるオーバーステイにもかかわらず、この様な不当な扱いは
    確かに日本以上の官僚大国インドでは起こりうべき仕儀なのでしょうか。
    苦闘の末一人で解決され帰国されたのはご立派です。

    しかしこの様な場合日本大使館に支援を要請しても良かったのではないでしょうか?

    幸い私自身大使館と関わった経験は無く旅行者支援にはとかく評判の良くない日本の在外公館
    ですがこの点に関する活動の実態はどうなのか いざという時の事を考えると
    興味があります。