海外旅行=スーツケース 空港に向かう人と同じ列車に乗ることがたまにあります。いつも思うのです が、一体何を入れるのか?パッケージツアーなら自分で運ぶことはないので、 多少重くても良いだろうが、一人でバスにも乗れないようなものを運んでい る人が多いのには驚かされます。 個人で台湾や香港に行く人が、ベルトを巻き付けた大きなスーツケースを転 がしているのを見て、「運び屋」でもするつもりかな?と思ってしまいます。 確かに台北くらいに手提げ鞄ひとつとか紙袋ひとつで行くと、帰りに「これ だけですか?」と逆に怪しまれますが、実際にこのような格好で行くことは 多々あります。 まず、着替えですが、下着に関しては毎晩洗えば翌日同じものを着られるの で、これは最小限で良いし、いざとなれば買える。国によってはアイロンが ホテルに備え付けのところも少なからずあるので、その場合には上に着るも のも最小限で良い。リゾートであたかもファッションショーのように、午前 と午後とで服が異なり、さらに夕方になるとドレスアップとかならば衣装箱 とそれを運ぶ人が必要で、そのような人は自分で荷物を持ちません。まして や公共バスや通勤列車にも乗りません。 ここで長い間旅人を続けている人のほとんどは、紆余曲折はあったかも知れ ませんが、荷物は最小限で、土産は買わないというように落ち着いたと思い ます。良く言うではないですか。使うかも知れないと思ったものは置いてい け。一度でも要らないと思ったら持つなと。そうすると荷物は格段に少なく なります。例えば、初めて海外に行くとなると、毎日の着替え、薬、ヘヤー ドライヤー、替えの靴、傘、上着、英語の辞書、日本食、帰りの土産スペー ス・・・・。でも、何度か試行錯誤を繰り返すと一個また一個と減って行く はずです。