06/08/29 00:10

帰ってきました(その2)

タオルミナからカルタジローネまでの道のりを報告します。

 タオルミナからカターニャ方面へは高速道路A18に入り、エトナ山を右手に海を左手に快適なドライブができました。
 みんな車間距離は狭く飛ばしますが、そんなに危険な運転というわけではありません。途中高速代を払うときも有人の場所があるので安心です。
 カルタジローネへ行くにはカターニャを過ぎた後S417に入るべきですが、レンタカー屋のおせっかい??兄ちゃんが「A18を最後まで乗りきり、シラクーサ方面へ一旦走ってから右に折れたほうが絶対に簡単」という言葉を信じてその通りに進みました。
 この道はA417と平行してカルタジローネへ向かう(片道1車線で舗装もちゃんとされている悪くない道)、ほとんと通る車もなくスピードも出せる道でした。思ったより早くカルタジローネに着くことができました。
 ただ本当に驚いたことに、私たちはほとんど車が通らないこの道で客待ちをする女性たちがいることに気づいたのです。
 採石場があるせいかトラックは通るようです。彼女たちは派手な出で立ちで等間隔で立っていました。炎天下で人家もほとんどありません。彼女たちはどこからやってきて、そしてどこへ帰って行くのか。こちらが家族連れだとわかると声をかけることもしませんでしたが、一人の女性の前で止まっている車もありました。なんともいえない光景でした。
 世界のいろいろな場所で同じような光景を目にしたことはありますが、あの乾燥した大地、限りなく青い空、炎天下、サボテン、彼女たちの極彩色の服。。。あまりにも不釣合いで。
 幸い子供は寝ていましたが夫と二人無言のドライブとなりました。

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