Re: 見つかったら取り上げです 重箱の隅を突くようで申し訳ありませんが,一点のみ。 > カーゴスペースは加圧していませんのでかなり危険です。 http://www.jal.co.jp/jiten/dict/p083.html ペットなども入れるし,構造的にも与圧してあるようです。 真円が強くなる理屈ですね。
スペック(仕様)と実際の運用は各社それぞれなので・・・ おっしゃられているリンク先のものはメーカー側がこういう使い方が 出来ますよ、という性能面の紹介ですね。でも、実際のところは金属 疲労による機体全体の劣化を防ぐため、極力加圧は避けたいのが各社 (メーカー、キャリアとも)の希望です。 客室内の気圧も巡航高度では0.7気圧弱です。富士山の5合目あたりの 気圧になりまして、平均的な体質の人ならかろうじて高山病にならない 程度の環境です。強引な換気で乾燥もしてますし、客室の気圧でも 爆破する可能性が充分あります。 加圧スプレーではありませんが、乱気流の時に虫歯の穴が爆発して 緊急着陸したような例もあります。(私も一回ありました) 現実のカーゴスペースの運用では、加圧をしているキャリアについても 客室内よりさらに低い気圧設定ですし、ペットや観葉植物などは専用の 加圧コンテナに入ったりするので、やっぱり客室よりも爆発の危険性が 高いです。 手荷物と預け荷物にそれぞれ一つずつ同じ密封袋(ポテトチップスとか) を入れておき、到着空港で取り出すとパンパンになり具合が違うので、 気圧差を実感できます。地上に戻ってからも半日くらいはパンパン 状態は持ちますので、お手軽に体験したい方はやって見ると良い でしょう。ただ、『へぇ~』程度の印象で終わってしまうことです ので、あまり期待しすぎない方が良いでしょう。
Re: 飛行機内の気圧 >客室内の気圧も巡航高度では0.7気圧弱です。富士山の5合目あたりの 気圧になりまして、平均的な体質の人ならかろうじて高山病にならない 程度の環境です。 そうなんですか。そんなに低い気圧とは知りませんでした。 >手荷物と預け荷物にそれぞれ一つずつ同じ密封袋(ポテトチップスとか) を入れておき、到着空港で取り出すとパンパンになり具合が違うので、 気圧差を実感できます。地上に戻ってからも半日くらいはパンパン 状態は持ちますので、お手軽に体験したい方はやって見ると良い でしょう。 到着空港で地上で取り出すと,密封袋の外側が1気圧に戻るので,パンパンにはならず,もとの状態に戻るのではないでしょうか?
Re: スペック(仕様)と実際の運用は各社それぞれなので・・・ 気圧の低い高高度を飛ぶ旅客機は,7000フィート地点の 気圧を維持できるように設計・運行されています (航空会社により設定の差はあれど)。 荷物専用機でない機体はすべてそうであり,メーカー云々でなく 機体強度も併せて運行するための仕様です。 ま,前レスでは加圧していません,という断定をしておきながら 今度は正当化するためにポテトチップスですか(笑)。 一気圧状態になっても戻らないなんて笑止です。 客席・貨物室ともに高高度を飛ぶ場合はそのための均圧弁を 作動させ,さらに零下数十度にもなる機内はすべて空調も 同様にし,荷物破損も防いでいます。 また,舌の根も乾かないうちに屁理屈を述べられると 思いますが,コロコロ変わるレスに返答は阿呆らしくて できませんのでよろしく。
有難うございます 航空事典開いてみました。専門的でしたが面白く読みました。