日銀は年内利上げをしたかったはず 日限がゼロ金利政策を解除したさいに、徐々に金利を上げる戦略 だったと思います。しかし、政府自体が低金利政策を続けたいの とを例の総裁が不祥事が重なって、結局見送りになったと見て います。海外で、「いい加減に利上げしないとヘッジファンドの 食い物になる(すでになっているか)」言われているのですが、 国民は暢気ものです。 米国の経済は破綻が叫ばれているものの意外にしぶとく生き残っ ています。現時点で5%の金利差です。円が上がる要因がありませ ん。 ユーロは米ドルに対しても強く、今年は過去最高の11%の上昇だ とか。日本円に対しても10%だと思います。昨年は140円ですよ。 ですから、今欧州人にとって米国旅行はとても魅力的だとか。 欧州の景気の良さもあるのですが、米ドル一人が下落して、それ に下駄についた雪(金魚のふんという説もある)のように追従し ている日本円も心中しているのが今の状況。 日銀は独立しているので、本来は政府の圧力などは撥ね付けられ るのですが、三権分立自体がすでに絵に描いた餅になっている状 況ではそれも無理なのでしょう。 結論:できるだけ早めに現地通貨に換えておきましょう。一般 人にとって外貨とくにユーロ預金はリスク分散という意味以外に は利点が少ないと思います。福井氏もユーロ預金をしていた訳 ですが(やり方は賢いが、頂点に立つ人がこれでは日本の将来 はないですね)、一般人はユーロのTCにしたほうが良いという 人もいます(海外旅行のためではなく、資産保持のため)。 あくまで国の中枢の情報を知り得ない一般国民の意見ですので 鵜呑みにしないように。
Re: 日銀は年内利上げをしたかったはず 少しは戻ってくるかと期待していましたが、おっしゃられるように 今回は早めに変えておいたほうが良かったような気がします。 利上げは年明けにずれ込むそうですね。。
円安傾向 この件、JORGEさんの意見に同意します。 現在、アメリカ政府がイラク等の軍事支出を増大させているため、世界的にはドルに対する信任が揺らいでドル安傾向にあります。 ドル円は10月中旬までの円安から一時幾分(ドル安離れの)円高傾向になったのですが、日銀が年内の金利引き上げを見送るだろうとの見方が強まり、日本円は再び安くなっています。 為替相場もドル円だけだとわかりにくいですが、ユーロ円でみれば円の価値がずいぶん低くなったことが明確です。 韓国ウォン、タイバーツなどのアジア通貨に対しても円安は歴然です。 世界は日本の超低金利政策が続き、日銀が金利を引き上げるのが困難だとみています。国際的に円を保有することのデメリットが明確です。 現在の為替相場は、日銀への金利引き上げの催促相場になっているとも言えます。 ろっきいのしろうと判断ですので、そういった目でご覧ください。