東京中心のものの見方 joshaさん、話題がずれてしまいますが申し訳ありません。 「みえる」の用法についてはともかく、東京中心が前提のものの考え方に問題を投げかけられたのはその通りと思います。 例えば「大韓航空でバリ島」というスレッドがたちましたが、成田を利用する首都圏の人間には違和感があるけれど、地方では意外に大韓航空利用で仁川で乗り継いだ方が便利ということが多いかもしれません。 バンコクへ行くのにキャセイを香港で乗り継ぐというのも、成田利用者には遠い話に思いますが、利用空港によってはその方が便利なのでしょう。 首都圏の旅人は成田発は当然の前提条件のようにトピを書くことがありますが、それは傲慢だったり想像力の貧困だったりするのでしょうね。 勉強になりました。
お名前を打ち間違えました joshuaさん、失礼しました。お詫びして訂正します。 joshaさん → joshuaさん
しゃべる通りに書きたいという願望 少し前までは、職業で文書を書く人以外は、多数の目に触れる場面で文章を書くことは一般的ではなかった。 (手紙や、メモは、口語体でもよかった。) インターネットの発達により、一般の人も掲示板やブログなどで文章を書くようになった。 その際、しゃべったこともないような文章語で書くのは骨が折れる。 自分のしゃべる言葉で書く方が、現実味が出るし、親近感が持てる。 文章語の決まりは無視して、しゃべる通りに書く書き方が、出現した。 全文関西弁のブログなどは、時々お目にかかるところです。 現在は、こんな状況にあるのだろうと思います。 名古屋周辺の「みえる」の使い方について、話されているのを聞いた話は18番のレスですでに書いたので、どの程度文として書かれているのかを検索してみました。(以下) (愛知県の例) 名古屋文理大学学校案内 「また、このページを使用されない先生もみえるので注意してください。」 http://www.nagoya-bunri.ac.jp/cgi-bin/news/index.cgi 独立行政法人国立病院機構名古屋医療センター 「そろそろ職場復帰をと考えてみえる方」 http://www.nnh.go.jp/med_info/soudan/soudan2_3/kangogijutsu.html 地元名古屋の百貨店マルエイ、名物紹介 「名古屋名物といわれとるうなぎの食べ方は知ってみえるかね?」 (意識的に、名古屋弁を使ったものではありますが。) http://www.maruei.ne.jp/meibutu2.htm 個人のホームページ(多いので、一例のみあげます。) 「個展を自主企画してみえる方・・・」 http://live-gen.musical.to/ (岐阜県の例) 個人のホームページ 「岐阜県の山を中心に登ってみえます。・・・」 http://www2.bbweb-arena.com/sikiyama/myweb14_027.htm (三重県の例) 三重県住宅供給公社 「戦傷病者(特別項症・・・の交付を受けている者がみえる世帯)」 http://www.pref.mie.jp/JUTAKU/HP/kenju/sikaku.HTM 三重県を紹介したページ 「名古屋地域の方言の典型である「みえる」を「する」の尊敬語として使う(つまり、尊敬語「○○される」「見られる」は、「○○してみえる」「見てみえる」になる)のは、ごく普通に行われており、公文書などに使われることもあります。」 http://www.pref.mie.jp/SAIKU/HP/hyakuwa/0055/hyakuwa-55-20040515.htm 以上のように、これらの地方では、「みえる」が文章語にかなり使用されています。 自分たちの話す言葉や、文部科学省の決めた文章の書き方に合わないからと言って、鬼の首でも取ったように非難するのは、やり過ぎでしょう。 転校してきた子供の言葉が、自分たちの言葉と違うからと言っていじめるのは、小学生の頃見てきたことです。 名古屋地方で使われていることを知っていたら、注意するにしても、こんな言い方の非難にはならなかったでしょう。 自分の無知や、物事の一面しか知らないと言うことは、恐ろしいことだと思います。