大都市の料理は高いですよ

実は、朝から晩まで重い食事をしなくても良いとは思うのですが。

日本人ツアーって、あさはビッフェ形式で、昼もきちんとたべ、夜
は重い食事ですよね。良くあれだけ食べられるものだと感心してい
ます。一方、イタリア人の朝食は質素で、カプチーノに甘いパンが
付く程度。昼が主で夜は軽くが基本ですから、日本人なみに食べると
身体を壊します。

でも日本人って、三食きちんと摂らないといけないような人が多い
ので、やはりきちんと摂るのでしょう。

イタリアの大都市、特にパッケージツアーで行くような4大都市で
の真っ当な食事はとても高いですよ。プリモが10数ユーロ、下手す
れば(ベニスは多分)20で、セコンドは20を越える。ワインでも
20とかになれば、50では済まない。大都市では最低でも50を覚悟し
ないと美味しい食事にはありつけません。食事に拘らないのならば、
それなりのものがありますが。

逆の考えとして、パッケージで出されるものは不味いだろうと予想
し(大抵そうなるはずです)、自前で食べるときに気合いを入れる。
一人100近く行っても良いから、本当に美味しいものを食べるという
考えです。しかし、たった二回ですし、美味しいものにありつくに
はそれなりの修行が必要です。これは頭に入れておいてください。

現地では、基本的に自分で運ぶことのない荷物なので、何で行って
構いません。風呂敷一枚でも良いはずです。パッケージでは危険
とかもほとんど考慮しなくて良いでしょう。「危険ですから、あま
り勝手に歩かないで下さい」とは耳にたこができるほど言われるで
しょうが。

荷物も何度か行ってみて、何が必要であるかないかがわかってく
るものです。ですから初めて行くかたは、あれもこれもと詰め込み、
結局一回も使わずに帰国することになるはずです。