07/02/18 16:29

NHKテレビ「ドイツ語会話」

率直な感想を述べるのに伏字にする必要はないと思うので、あえて実名で...

ラジオ講座、一番最初に聴いたのは中島ゆうじさん、ゲストはミヒャエル・ミュンツァーさん、最初のフレースが Ich rauche. ...と言えば歳がわかりますが...(だいたいいまどきの教科書で Ich rauche. なんてフレーズ使わない。Ich rauche nicht. でしょうね)

最近、時間が合わないので、何語の放送も観ていません。手元の2004年のあるラジオ講座のテキストを見ると、テレビの放送は同じ番組の本放送と再放送がそれぞれ一回ずつのようですね。何か風前の灯の予感...

以前(3年くらい前)、たまたまいろいろな放送を見ていた時の感想で言えば、確かにドイツ語は他の言語に比べて面白くない。くだけ方が中途半端で、イタリア語、フランス語はもちろん中国語や朝鮮語・韓国語にも大きく水をあけられている感じ。

もっとも中国語はかっての堅苦しい放送に懐かしさを感じたりします。まあ国自体が大きく変わったのだから、番組が変わるのも仕方ありません。わたしらの頃は「プロレタリア文化大革命」の混乱がようやく収まったとは言え、まだまだしっかり「中華人民共和国」してました。

わたしは語学番組に関してはもともとラジオ党でして、一番面白かった(というか、ためになった)のは80年代後半に早川嘉春さんの担当していた朝鮮語講座。早川さんの説明はポイントをちゃんと押さえていてわかりやすく面白かったし、ゲストのネーティヴの女性(たしか「ちゃんうにょん」さんと言ったと思いますが)も日本語も達者で清楚な印象で、毎日聴くのが楽しみでした(その割には身につかなかった)。ちゃんさんは88年にソウルオリンピックに備えてNHKテレビが放送した朝鮮語(いやソウルオリンピックがらみだから韓国語と言わなければいかんか?)の短期講座の講師も勤めました。

で、話はドイツ語に戻りますが、独習するならラジオでしょう。あれを毎日聴いて、聴くだけでなく、ちゃんと予習、復習するれば、ドイツやオーストリアの公式検定試験にも合格します。現にラジオ講座だけで中級まで受かった人に会ったことがあります。

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