ういろう ぼうふらおじさん 恐れ入ります。 トルコで食べた、ゼリー風のデザートはみなういろうの味がしました。 コーンスターチかお米の粉で固めたようなオレンジやミルク味やチョコレート味のものでした。 「ういろう」のルーツはこの辺にあるのかなと食べながら思いました。 ところで、ケーキとフランスパンは日本のものが一番おいしいと思います。
うーん それって ムーミンママさんがまぎれも無く わが同胞であるからでは ・・・。 おいしいものをおいしく感じられたら あなたの親に感謝しなさい・・ だそうです。 戦後のひもじさの中で 育ったはずなのに・・。 でも味というのは何なのでしょう。 DNAと好奇心。
DNA 「美味しいと思ったら、その一口で食べるのを止めなさい。」と言われて育ったお姫様の家系には、普通の人の食卓の何十人分の食材を使って作る「魔法のスープ」があるそうです。 そのスープは、かの、1789年ギロチンにかかった、「パンが食べれなかったら、お菓子を食べればいい」と言ったか、言わなかったか、日本でもたいへん有名なお姫様も召し上がっていたそうな。 これこそ、血統(DNA)と言えそうですね。 ザッハが公爵にトルテを作った頃(1832年)は、まだ板チョコ(1832年)が出来たか出来なかった時代。まだチョコレートがドリンクでしかなかった時代で、カカオ豆は黒いダイヤとも金とも呼ばれた時代で、カカオ豆や板チョコは薬として薬屋さんで売られていました。 当時ココアしか飲んだことの無かったその公爵が皇室のものしか食べれなかった、デメルのチョコレートケーキを食べて、感激のあまり「ザッハトルテ」と命名してしまったりして…。(この3行は私の全くの想像です。) 最近のニュースで「あまったチョコレートに牛乳を入れて再生産していた。」なんていう、ガセニュースがありましたが、欲しいものや食べたいものが何でも買える時代は本当に幸せですね。 ドイツやオーストリアのTVで料理番組がここ15年くらいの間に流行りだす前は、欧米人の味覚は、「甘い、辛い、苦い、すっぱい」くらいしか分らないものばかりと思っていました。 ところが、健康ブームも重なって最近は新鮮な魚や野菜を食べることが普通になり、摂取品目も増えたことから、味覚もずいぶん変ってきたようです。 でも、私はやはり、ザッハトルテより○明堂のカステラや三笠○のどら焼きやイチゴ大福の方がいいな~。