時間と乗り継ぎ 空港へのアクセスの便利さ以上に成田と羽田に感じるのは、国内線と国際線の乗り継ぎの悪さ、そして24時間空港でないことですね。それに国内線の料金の高さも加わって日本の国益をだいぶ妨げているように思います。
日本への観光 仰せの通りです。 海外の人が日本に対して持っている印象は両極端で、一方は、ビルが 乱立する無機質な都会。もう一つは、かつてのハリウッド映画にでき た江戸や明治時代と革命以前の中国が混じり合ったような光景。実際 に来たことがある人は、奥の深さに感動します。高品質のものが安く 買え、デパートをはじめとしてお客様は神様扱いにしてくれるし、世 界トップクラスのホテルから鄙びた温泉まで、個性的な宿があり、食 材にも恵まれ、交通の便が良く、何より治安が良いという日本の良さ があるにもかかわらず、日本は観光客が来ないのは、言葉の壁や”物 価高”という刷り込みに加え、成田のアクセスの悪さが原因と言われ ています(官民を問わず、日本人の意識と日本への航空運賃の高さのほ うが大きいと思っていますが)。 成田の悪さは十分わかっているはずですが、この国は”お上が間違った ことをする”ということを認めたくない性格を持っています。関空の ”失敗(少なくとも当初の目的は達成されていない)”や意味のない地 方空港を乱立させるなど、行政にかなり問題があると思います。 一方、最近の羽田は随分改善されたと思います。ただ、時間が掛かり すぎた。