ラス・ベガスからワシントンDCへ

ある意味、今回の旅のハイライトでしたね。

ラス・ベガスからワシントンDCへは、直行便でなくアトランタ経由のフライトを
利用しました(AirTran)。直行便は結構高くて夜発朝着の便が多かったことから、
リーズナブルな昼間の経由便にしたのです。

ベガス→アトランタの便に乗っている間に、スチュワードにコーラを
ぶっかけられたのが、不吉の始まりかも。

アトランタの空港付近の天候不良で、到着が遅れるようなアナウンスはあったのですが、
しばらくして空港に降りたと思ったら、乗客が誰も立たない。

「おや?」と思ったらアナウンスがあって、ここはアトランタじゃなくて
どこか近くの空港で、給油のために降りたとのこと。

そんなことをしている内に、アトランタで乗り継ぐべきフライトの出発時間は
刻々と近づくのです。やっと飛び立ったと思ったら、もう接続便の
出発時間は過ぎてるし～。

しかしアトランタ国際空港に到着してから分かったのは、
私達の乗るべき便は、結局、欠航になっていたことでした。

接続便に乗り遅れたのは私達だけじゃなくて、AirTranのカスタマーサービスの
カウンターはすごい行列してるし。そして新たに振り替えてもらった
アトランタ→DCの便は、なんと翌日の午後便。

この時点で既に夜の10時を過ぎていたと思います。
AirTranの係員は「天候による遅延(実際は欠航だけど)の場合は、
ホテルの世話はできない」とか言うし。・・・そういうもんですか?
しかもここの空港には、ホテルを斡旋するカウンターはないって言うんです。
それってここ(ターミナルC)で夜明かししろってこと!?

何かないのかと空港をうろつきまわり、メインターミナルで空港周辺のホテルを
紹介するコーナーと直通電話を見つけて、かけてみたのですが、これが
かけてもかけても「満室」の状態。
(この日悪天候で遅延・欠航した便が相当多かったみたいです)

腹をくくった私達は、もといたターミナルCに戻って軽く食事した後、
空いている椅子を確保して寝ました。幸い、椅子は空いていたので横になることも
できました。後でAirTranの人が毛布(本来、機内用のもの)を配っていたので、
それももらえました。

・・・私一人だったら、これも「旅のいい思い出」なんですけどね～、
70を超えた両親を空港のロビーで寝させたのは、やっぱ心が痛いですね。
まあ、帰国してからもいい笑い話のネタではあるんですけど。
接続便の怖さをつくづく思い知りました。