イタリア政府は責任を負いません

この件は自分より良く知っている方々がいると思いますが、自分の知っている限り答えます。

アリタリアはここ数年経常赤字で経営状態がひどいですね。EUの決まりでアリタリアはこれ以上国の援助を受けられないので、イタリア政府はこのアリタリアを民営化するつもりで株を売却もしくは放棄しようと考えているので倒産騒ぎがあるのです。
米国や日本などとは考え方が違います。

ここからは仮定の話なのですが、、、
このまま受け入れ先が見つからず、政府とEUがアリタリアの破産を仕方ないとして受け入れれば、過去のサベナ、スイス航空のようになる最悪の事態が考えられるのです。(もちろん倒産しても飛行機を問題なく飛ばしてくれれば良いのですが、過去に欧州で潰れた会社を見ているとそうも楽観できません)

アリタリアが倒産ではなくてストの場合は、予定している飛行機に乗れなくてもアリタリア側の保証がありますが、会社が倒産したらチケットが紙くず同様になるので保険があれば万が一を考えてお勧めしています。

航空券を代理店経由で購入の場合欧州では保障が聞くことがありますが、日本では知りません。(旅行会社に確認してください)また直接購入の場合残念ながら倒産時は保証が全くありません。

ただ確実に倒産するかどうかはまだ誰のもわからないですが可能性があると思っています。もちろん組合や政府が売却条件の態度を変えればまだ救済の道はあるわけですが。。。。この件を自分の住んでいるフランスではあまり新聞で大きく言っていませんが、オーストリアでは結構新聞が大きく取り上げているようです。

2,3日前にあまり経営状況の良くないイベリアが英国航空のみならずエールフランスーKLMからも経営参加の興味があるというニュースに比べて対照的だと思いました。

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1件のコメント

  • Re: イタリア政府は責任を負いません

    ゼルブスさん、アリタリアは最悪の結果を予想した方が良さそうですね。

    早速保険を探さなければ成りませんが、日本ではこのような保険は聞いた事がありません。

    最近、イタリア、ミラノの航空券を手配するつもりで予約(9月始め)をしましたが、何故か数社の航空会社(JL, AZ, KL等)のビジネスクラスは往き又は帰りで満席に近い状態でした。

    AZの倒産と何か関係がありそうなのでしょうか?

    スイスやサベナ航空倒産の場合、切符は紙屑になって、その代償は無かったのでしょうか?

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    ごめんなさい保険などはわかりません。

    アリタリアですが倒産の可能性がどれくらいなのか自分でもわかりません。
    保険の方もそれに関しては旅行の保険ではまかなわれないようですね。
    この件は自分より詳しい方がここには多いと思うので質問して聞いてみてください。
    ただチャーチルさんはビジネスを利用されていると思いますが、飛行機会社の変更はチケットでは出来ないのでしょうか?もし変更可能であれば潰れても他の会社を利用して帰って来れます。

    9月は一般に欧州はバカンス明けでビジネスマンの出張が多くなるのと、観光でも遅い休暇を取る人が欧州からも日本からもいるのでチケットはビジネス、エコノミー共に取りにくい日にちがあると聞いています。

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