あまり関係はないかと 私も手ぶらが一番安全でとけ込むと思います。 またたすき掛けは地元の人もしているし、肩が凝らないので 実は国内でも良くします。さらに国内では手に持つと歩道を暴走 する自転車にぶつけられることが良くあります。特に夜間無灯火 で疾走する自転車は危険です。PCなんぞを持っていたら大変。 いつも思うのは、ぶつけた本人を捕まえても果たして彼らに賠償 能力があるか。 スーパーの袋という業も、これをする人が少数の頃は良かった のですが、日本人の特徴として右にならえなので、皆がすること はすでに、あちらの方々にも知れ渡っているので、もやは時代 遅れと言っても良いのでは? 新聞法も少なくとも香港では何をやっても、「偽物時計」と声を 掛けられました。ですので無駄な抵抗と思っています。プロと 違って庶民は、相手が観光客であるとか、東洋人であるとかは 全く関係なく道や時間を聞きます。 これはスペイン人やイタリア人に多く見られるのですが、はじめ のうちは、「地元になじんできたかな?」と思ったのですが、良く 聞いてみるとほとんど考えていないといことがわかりました。特 にお年寄りに顕著で、例えばナポリの地下鉄の構内で、地元のおば あちゃんが私の顔をじっと見て、「あんた中国人かい?」、「い やにっぽん人ですが」、「そうかい、ここに住んでいるのかい?」、 「いやただの観光客です」。ウィーンの西駅に二度目に行ったとき。 ホテルに戻る途中、やはり地元のおばちゃんに道を聞かれました。 そのさいには、ちゃんと答えてしまって、「我ながらドイツ語も 上達したものだ」と悦にいっていたのですが、本気で喋ると今でも 英語に変えられてしまいます。 まあ、そんなものです。素人には観光客と地元民との区別なんか できないし、興味もないのですが、その道のプロはあっという間 に見抜きます。やはり生活が掛かっているからでしょう。
いくつかのエピソード リオのイパネマ海岸。非常に危険、と脅かされていたので 短パンにゴムぞうり。ポケットにクレジットカードと小銭を 裸でいれて、あとは何も持ちませんでした。ダメ押しに 頭には、地元の会社の名前が入った野球帽。 スペインで夜行バスに乗って、ドライブインで休憩。そし たら、となりで食べている(妙齢の)女性が、ケオラエス と私に尋ねて来るじゃないですか。スペイン語で答える ことはできないので、腕時計を差し出して見せました。 パリなら、FNACのバッグがいいと思います。遠くから 識別できるFNAC色をしているし、持ちやすい形状です。