07/11/16 08:30

観光が目的?

お勧めのスポットと言われると、「では何のためにタイに?」
と思ってしまいますが、それはさておいて。

多くのかたには、観光というよりも、都会としてのバンコク、
食べ物の安さや美味しさ、ホテルの豪華さ、日本にはないアク
セサリーや、格安でしかも効果のあるマッサージとか魅力となる
のではないかと思います。

また「観光」と言っても、一人で行って簡単に見学できるものと、
交通手段や効率性から、ツアーに乗っかったほうが楽な場合とが
あります。多くは後者なので、この場合は何処に泊まっても(運河
を使う場合を除き)同じでしょう。

ですから、むしろ、「観光」以外の点で、ホテルを選ぶのが良いと
思います。また、安ければ安いほうが良いのか、中級でもそこそこ
のホテルが好みか、日本ではとても泊まれないような豪華なホテル
に泊まりたいのか、さらに言えば、ホテルはだた寝るだけなのか、
中での生活を楽しみたいのかなどによっても異なります。

今、バンコクは新たな変貌を遂げていると思います。経済危機の
直後は、建設中のビルが無惨にも放置されていたのですが、ここ
数年は建築ラッシュです。また、交通網も整備され、街の様子も
変わってきました。例えば古い人は、カオサンに泊まることこそが
バンコクだと思うでしょうが、今やタイのなかの「外国」を疑似体
験できるスポットと化している(本人達は気がつかなくても、「役者」
を演じさせられている)。安く便利な宿は、他の地区にあるのが現状
です。

高級ホテルのある地域は、決まっています。ただし、川沿いの旧御
三家、プラスペニンシュラとヒルトンは、少し不便。しかし、リゾー
ト気分に浸れます。

BTSスクンビット線のアソークから、サイアムスクエアーに掛けては
とても便利で、人気ホテルが建ち並んでいます。もうひとつはシーロ
ム線沿線。

ひとつだけ知っておいて欲しいのは、バンコクは急速に発展した巨大
都市であるがために、表向きの派手さ、近代性とは裏腹に、社会基盤
が脆弱です。歩道は完備されておらず、ところどころ穴が開いていた
り、夜道は真っ暗。ほんの先でも遠回りしなければならないなど、歩
行者にはあまり優しくありません。ですから、徒歩で動き回ることは
前提としないほうが良いでしょう。

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