ゴアにはビーチがたくさんある。
そのうちの3つを紹介する。
☆カラングートビーチ(CALANGUTE BEACH)
観光地化されすぎていて、興ざめな感じもするが、便利。
銀行、郵便局、市場、日本語OKのPCのあるインターネットカフェ、日本語の古本もある古本屋(本はいまいち)、パナジやマプサへの直行バス、となんでもそろっている。
ビーチはインド人観光客でごったがえしていて、いも洗いに近い状態。
☆アンジュナビーチ(ANJUNA BEACH)
田舎である。
「緑が多くてきれい」という言い方もできるが。
バイクでもレンタルしないと足がない。
マプサへ行くバスがあるが、不便。
銀行、郵便局、日本語OKのPCのあるインターネットカフェはある。
ビーチは岩の多い南の浜と、砂浜である北の浜からなっている。
インド人は、観光バスで岩礁を見に来る。
水曜日のフリーマーケットは、巨大な土産物市場と化している。
☆バガビーチ(BAGA BEACH)
閑静なエリアである。
銀行も郵便局も市場も日本語OKのPCのあるインターネットカフェもないので、カラングートまで用を足しに行くことになる。
少々不便である。
カラングートまで歩けるが、バスもある(徒歩15分~20分)。
ビーチには、パラソルと小テーブルを添えた長椅子がずらりと並べられている。
○ゴアのビーチ
ビーチそのものは、この程度のものは、日本にはいくらでもある。
沖縄の海のほうが、きれいなくらいだ。
ただ、設備は、ゴアのほうが整っている。
ビーチのレストラン、パラソル、長椅子、ナイトクラブ等、観光客向けになっている。
また、日本の海だと、波打ち際にゴミがベターッと漂着しているが、ゴアの海にはゴミがない。
道にもない。
(全然ないとはいわないが、インドの他の町はゴミだらけだ)。
観光業が主要産業なので、美化の条例でもあるようだ。
○ゴアのホテル
ゴアにはシーズンがある。
観光客が増えれば、値上がりし、少なくなれば、値下がりする。
ピークは、欧米人が大勢やってくるクリスマスシーズンである。
○ゴアのレストラン
ホテルにシーズンがあるように、レストランにもシーズンがある。
11月にならないとオープンしないレストランもあれば、12月に入らないとオープンしない店もある。
同じ料理でも、時期によって値段が違ってくる。
観光客の増える時期には、値段を高く設定する。
シーフードは「本当に、ここはインドか?」と思うほど、高い(シーズンのはしりでも)。
そして「本当に、ここはインドか?」と思うほど、おいしい。
ゴアでは、たいていのレストランで、アルコール類が飲める。
メニューも豊富だ。
安食堂は、ビーチにはない。
○ゴアで飲酒
インドの他の町と違い、ゴアでは、アルコール類が飲める。
昼食に入ったレストランで、ウェイターにビールを勧められるのも、ゴアならではである。
インドの他の町でポピュラーな飲み物といえば「コカコーラ」であるが、ゴアでは「ビール」である。
欧米人観光客は、他にすることもないので、昼間からビールを飲んでいる。
ゴアでは、インド人もビールを飲む。
ヒンドゥー教徒も、ゴアでは、ビールを飲んでいいそうだ。
午前中から飲んでいる。
一方、ゴアへ来る観光客は、バイクや車をレンタルすることが多い。
ビーチからビーチは、結構遠い。
流しのリクシャーが少なく、タクシーやバイクタクシーはふっかけてくる。
バスは安いのだが、時間がかかる。
結果として、ゴアでは、飲酒運転する人が多い。
また、インドの常として、交通マナーが悪い。
日本のように、車線に沿って、行儀よく並んで走ったりしない。
ごちゃごちゃになって走る。
バイクに乗っても、ヘルメットをかぶる人はめったにいない。
バイクに二人乗り、なんてあたりまえ。
インド人観光客の家族連れが4人乗り、なんてのもある。
道もよく知らない、慣れない観光客が、酔って、バイクや車を運転する。
交通事故がよく起きている。
接触事故なんて、日常茶飯事だ。
飲むのが好きな人は、バイクをレンタルしなくていい、便利なところに宿をとろう。