6月上旬にポーランドを旅行しました(前半は仕事(?))。 他のヨーロッパ諸国と比較した感想を紹介します。 旅先にポーランドを検討されている方の参考になれば 幸いです。 なお、私の今回の目的は、農村地帯の景色を撮影 することです。写真は、以下にまとめました。 ぜひご覧ください。 http://doga.jp/~kama/tabi/poland/ 感想を一言でいえば、“ヨーロッパのいなか”でした。 (続く)
行かれていない?所にいい所が沢山ありますよ。 治安はワルシャワを除いて、悪くないですし、物価、グルメも賛成ですが、見どころがないというのは ?です。 クラクフは世界遺産第1号で、欧州のどの街の旧市街より早く登録されましたし、中央市場広場一帯やヴァヴェル城、城壁と門は最高かと。ヴィエジネックは最高のレストランですし、ヤマ・ミハーリカやノウォロルスキも素敵なカフェです。 グダンスクも戦災に遭っているとは思えないほどすばらしいし、 やはり世界遺産第1号のヴィエリチカ岩塩鉱やアウシュビッツ、ザコパネは必訪かと。 アルプスのような雄大さはないですが、美しさはザコパネが基地のタトラ山かと。ここのモルスキー・オコ湖はスイス人も憧れの地ですから。ブロツワフ、シュチェチンなど旧ドイツの街もよかったです。 トルン、ルブリン、ザモシチ、カジミエージュ、無数の湖が散在するオルシティン周辺のマズール湖水地帯などもお勧めです。
Re: 行かれていない?所にいい所が沢山ありますよ。 >見どころがないというのは ?です。 おっしゃることごもっともかと。 行っていないところも多いですし。 その辺は、個人的な好みの違いということで お許しください。 でも、クラクフの旧市街地の城壁って、 ほとんどすべて無くなっていたと思うのですが? マズール湖水地帯は行きたかったです。 でもなかなか情報がなくて。 イギリスやフィンランドの湖水地方とは また違った趣なのでしょうか。
おまけ:トラブルクイズ 一昨年、オフシーズンのコルティナに行って遭難しかけたり、 昨年はパリに行ったら大規模なストライキだったりと、そういう 報告を期待している方もいらっしゃるかもしれません。 残念ながら、今回は大したトラブルはありませんでした。(笑) それだけじゃナンなので、宿に関するちょっとしたトラブルを 紹介します。 ヨーロッパをレンタカーで回っていると、小さな町でも、たいてい 宿はあるものです。 ある日、小さな町でそろそろ宿を決めようと思って、その辺の おばちゃんに尋ねてみた。町にはないが、田舎道を10kmほど 行ったところに宿があるとか。人家も乏しい道を10km行って、 さらに細い脇道に逸れて山の中を2kmほど行ってみた。 こんなところに一体誰が泊まるんだろう? もしかして、よぼよぼの おばぁさんが出てきて、“ありゃ、今年○人目のお客さんだよ。 急いで雨戸を開けなくちゃ”といった感じだろうか。 ところが、着いてみると結構本格的な宿がぽつんと。 で、今晩泊まりたいと聞いてみたら、「Today,full!」と断られた。 (実際、裏の駐車場は満車) なんでやねん! 仕方がないので、隣の町まで30kmほど走る。 また、おばちゃんに尋ねてみると、“ついていらっしゃい”と わざわざ自宅から車を出してきて、宿まで先導してくれる。 そして、町から少し離れたところの宿を紹介してくれた。 おばちゃんはそのまま宿に入っていって、“なんか変な東洋人が 来てるんだけど、おたくで泊めてくんない?”とかなんとか、 交渉までしてくれる。(笑) (ここまでしてもらうと、宿が気に入らなくても断りにくくなるが) さてその宿は、1階がレストランになっているが、なんか様子が変。 飾り付けなどをしており、どうやらパーティーか何かが行われる らしい。 「レストランは、夕方6時から貸し切りパーティがあって使えないわ。 宿の方は、開いた部屋があるから、泊まれるけど。それでいい?」 とのこと。まぁ、車はあるのだから、夕食は町まで出ればいいか。 「あっ、パーティ用に食事は作るから、適当に見繕って部屋まで 持って行ってあげるわよ。」 そいつはありがたい。 さて、部屋の方を見せてもらうと、ドミトリーだった。ドミトリーに泊まった ことはほとんどないが、まぁいいか。貴重品の管理が心配だが、いざと なったら、レンタカーに隠しておこう。 「うん、ドミトリーなんだけどね。今日、この部屋に泊まるのはあんたしか いないから、自由に使って。もう鍵も渡しておくよ。」 なんだ、それならドミトリーというより、よけいなベッドがたくさんある大きな 部屋みたいなもんだ。部屋にはトイレも、シャワーもあるし。 これなら、全然問題ない。 これで、1泊1400円とのこと。夕食は470円。安い!凄く安い! 6時になると、夕食が運ばれてくる。メインディッシュ(肉のロールキャベツ?) にジャガイモ、うどんのようなスープにジュースも付いてくる。 どれも美味い。全部食べた。 ところで、ポーランドの6月は日が長く、9時まで明るい。暇なので 周辺をドライブしてくる。おかげで夕焼けの変な写真も撮れた。 http://doga.jp/~kama/tabi/poland/farm4.html もちろん、念のため荷物もちゃんと車に載せておいた。 そろそろ日没なので、宿に帰って寝よう… さて、突然ですが、ここで問題です。 私は既にある判断ミスをしています。 そのために、この後ひどい目に合います。 さて、どんな目に合うのでしょうか?(笑)
(¬●¬;) されど、扉は開かれず・・・ >もちろん、念のため荷物もちゃんと車に載せておいた。 ”変”な東洋人の「荷物」が無いので、とんずらかった!!! っと思われ、重い木の扉は、開かれることなく、深夜の人里 離れた村の一角に、レンタカーと共に取り残された・・・ さぁ、なおみかさん、この推理は如何に?
おかえりなさい! ご無事にお帰りになられて何よりです 綺麗な緑のお写真 目の保養をさせて頂きました クイズの答えは あまり思いつかないのですが 苦し紛れに1つ 帰ってみると レストランでのパーティーは 未だ終わっていなかった それどころか 日没頃から 更なる盛り上がりに向かうところだった 実は パティーのために 宿泊客へ迷惑がかかる事は 予想されていた為 その夜の宿泊客の予約は とっていなかった それ故 他の町の宿が混んでいる程であったのに ドミトリーの部屋を 余裕で占領できたのだった 折角 宿に戻ってゆっくり寝ようと思っていたいたのに 一晩中うるさくて 眠るどころではなかった やけになって そのパーティーに参加して 一緒に朝まで騒いだ ブーですか?
まとめ まとめると、あまり観光地に興味の無い方にとっては 個人旅行しやすい国なのでお勧めです。 やはり、見るものが少ないというのが致命的なのですが、 上記の写真のような美しい農村地帯を見て回って頂ければ 楽しめると思うのですが。 ちなみに、2週間近くポーランドを滞在して、空港以外で 日本人観光客には一度も出会いませんでした。 現地の小学生達には、“わっ、東洋人がいる!”って、 何度も指さされましたし。 日本人には人気のない国なんだなぁと感じました。 もう少し、ポーランドを訪れる日本人が増えてもいいように 思います。
わるいところ(1)見るものがない 最大の観光地となると、クラクフになるのでしょうが、率直な感想と しては、このレベルの旧市街地なら、他の国でももっとたくさん 残っているし、もっときれいかと。 ワルシャワに至っては、面積は非常に狭いですし、大戦後再建した ものですし。それに、クラクフの街並みとあまり変わりません。 ザモシチは様式が違うし、綺麗ですが、やっぱり狭い範囲ですよね。 ということで、街を見るという点では魅力は乏しいように感じました。 地方の名もないような小さな村々を回るというのもやってみましたが、 普通の建て売り住宅のような感じで、歴史とか風情を感じるような 村は特に見ることができませんでした。 アウシュビッツは、怖そうなので行っていません。 また、山岳地帯であるザコパネも行っていません。しかし、ネットで 画像検索した感じでは、山を見るならスイスやイタリアアルプスの方が きれいそうです。 むしろ、観光地ではなく、麦やホップ、菜の花畑が続く農村地帯を 見て回るのをお勧めしたいです。
よいところ(3)料理は旨い この辺は個人の好みの問題ですが、料理は比較的おいしかった です。 決してフランス料理やドイツ料理のように洗練されているわけでは なく、田舎臭さが残るのですが、素朴というか、日本人にあう味の ような気がします。 餃子みたいなヤツはクセがあって苦手ですが、スープやトンカツや、 ジャガイモのパンケーキにハヤシライスがかかっているような料理が おいしかったです。 しかしまぁ、料理を言うなら、ドイツやフランス、イタリアの方が おいしいですね。イギリスよりはずっとよいという程度でしょうか。
よいところ(2)物価が安い 最近のユーロ高などのせいで、ヨーロッパを旅していると 日本よりかなり高くついてしまいます。軽く食事をしただけで 数千円とか。 日本より物価が高いと、“日本円で○○円かぁ~”と思うと、 いろいろ手が出しづらくなりません? その点、ポーランドは日本より物価が安いので、ちょっと ぐらいのロスがあっても、心が痛まず、のびのびと暮らせました。 (単に私が貧乏性?) ただ、電車などはかなり安いのですが、日本より高いものも あり、全体的には日本よりちょっと安めといった程度です。 特に最近は、ユーロ以上にズロチが強くなっていますし。 地球の歩き方には、物価は日本の1/3とありましたが、 そんな感じは全然ありませんでした。 何にしろ、日本より物価の安いヨーロッパなんて、 もうそんなに残っていないのではないでしょうか。
よいところ(1)治安がよく親切 治安というと、スリとか強盗とかを連想してしまいますが、 旅ではそれ以外の部分が大きいと思います。 荷物を一瞬でも目を離せない。リュックの背後も常に警戒。 サイフを出し入れしたら、周りを警戒。釣り銭もごまかされない ようにすぐチェック。近づいてくる人はみんな悪人… こういう思いで旅していると、いつも神経張りつめて、凄く疲れ ません? 治安の悪い国って、そこがイヤなんです。 その点ポーランドは、他のヨーロッパ諸国と比較すると、ピリ ピリした感じが少なかったです。(もちろん、治安のよい国でも 油断は禁物なんですが) 私は特にいなかを回ったこともあって、ずいぶん親切にされ ました。 “さて、どこに行こうかな”と路上で地図を開けるだけで、 「どこへ行くんですか?」と声を掛けてくる。「このへんに ホテルはありませんか?」と尋ねれば、わざわざ車を出して 先導して連れて行ってくれる。 “分からないことがあったり、困ったときは、その辺の人に 聞けばなんとかしてくれる”という安心感は、一人旅では とてもありがたかったです。