セント・マーチンのホテル

ケロちゃんさん、こんにちは。

もう十年近く前ですが、私が泊まったのは、

http://www.accorhotels.com/accorhotels/fichehotel/gb/mer/1100/fiche_hotel.shtml

　7月中旬で検索をかけると、一泊80ユーロ・・・・メルキュールなので安めです。(私が行ったときは、1ユーロ=95円の時代でした。念のため。)バスタブはありませんが、キチネットがついていて、部屋は広いほうです。プールもあって、内海の向かい側はプリンセス・ジュリアナ空港。飛行機ビューで・・・・朝ごはんのビュッフェはコールド・ビュッフェなのですが、まあパンやら飲み物やらダノンのヨーグルトやらそれぞれ種類がたくさんあること・・・・。カリブ海はこのクラスのホテルは少ないのですけど、私ははまりました。なお、仏人と仏系カナダ人がほとんどで、英語はフロントでまあ通じる程度。

　フレンチサイドは公用語か仏語なんですが、蘭領アンチィル諸島政府は第一言語を英語にする政策をとってるそうで、ダッチサイドはほとんど英語です。フレンチサイトももちろん英語は通じますし、「ミニバンバス」はフレンチ-ダッチを行き来するのですが、車内では「Stop Please」と英語で止めてもらいます。銀行、ガソリンスタンド等はダッチサイドの方がなじみのある名前が多いのと、スーパーもダッチサイドが充実。私はマリゴよりフィリップスバーグの方が好きです。

　が、ビーチはフレンチサイドがお勧め。カリブ海で唯一ヌーディティが許されているオリエント・ビーチは素っ裸専用ビーチと普通のビーチがあるのですが、普通のピーチでも、女性は半分以上がトップスをつけていないし、男女共に10%くらいは何もつけていない。・・・ということで、世の中いろんなビーチがあるものだ。と感心しました。しかも、「中級リゾート」くらいなので、若者が多いし・・・・。

　ここは北米からは普通は「クルーズ」で来るところだそうで、乗合タクシーでいっしょになった米人に「アメリカン航空で来た。」と言うと、不思議そうな顔をされました。仏人はもっぱら本国からのチャーター機。

　治安もいいし、申し分ありません。アンギラ島はマリゴから船で30分くらいだったか(忘れました。)船は頻繁にあります。アンギラ島はひたすらビーチのきれいさ・・・・島の中の移動は全てタクシーになります。(セント・マーチンは乗合バンが島中を走っています。)

　一番不思議なのは、何でこんなちっぽけな島々を仏蘭英で分け合うことになったのか・・・・別に資源があるわけでもなし、いい港があるわけでもなし・・・が、いい島です。良いご旅行を。