現状のほうが良いのでは リモワのSILVERは4.2kgで、TOPASが3.8kg。ポリカーボネートが3.8kg 前後なので、金属かプラスチックかでは大差なし。SALSAまで行けば、 3キロ弱になります。要するにハードケースでは何も入れなくても4キロ。 これは、手で持つと最初は軽く感じられますが、10分も歩くと重くなり、 それ以上は苦痛になる重さ。実際には10キロを越えるので、空港やホテル など、下が滑らかでしかもエスカレーター、エレベーターが完備されて いる所でないと使いにくい。これが移動が多く、しかも車等の手段がない 場合にはつらいという理由。さらに日本人団体御用達とも言えるスーツ ケースとなると、リゾートか、ホテル宿泊が主な目的な場合を除いて、 個人で転がすのには適さないということになります。 素材を繊維製のものにしても所詮フレームが重さの主たるもので、やはり SALSA程度になればまだ軽いほうでしょう。唯一の例外が十万円を軽く 越える超軽量ケースですが。 ということで、キャリー型にする以上、重さは大差ないと思います。 移動が激しい、しかもバスや地下鉄中心となると、背負うのが良いのですが、 背中に大きな荷物を持つと、高級ホテルなどには入りにくい。さらに、 レコード(重いですね)や古着などを背負えるかと言うと、無理でしょうね。 これは目的がはっきりしているのならば、極力歩く部分、移動を減らすしか ないと思います。リモワのキャビンサイズはほとんど入りません。あくまで、 持ち込みが可能というだけで、あれもこれもという希望には添えないと思い ます。それならば、今ある大きなものを、極力自分で持たないで移動する ほうが賢いのではないでしょうか?決して安い商品でもないし、ハンドルの 部分が隆起するので、特にレコードなどには不向きだと思います。 リモワの商品を頻繁に買えるのであれば、金で楽をするということも厭わな いはず。自分で持たないことを基本にすれば、今のままでなんとかなると 思います。敢えて買うのならば、サルサのようなものの大型ケースでしょう か。とにかく、35Lのケースではレコードを沢山入れることは無理でしょう。 また、金額ではなく価値であると言うのであれば、現地から送るという発想 も必要かも知れません。