8月7日から11日までホーチミンに滞在していました。
女一人旅なので、十分用心をしていたつもりでした。いかさま賭博にひっかかってしまいました。
ドンコイSTを歩いていると、自称マレーシア人(香港系)の女性が英語で話しかけてきて、
「妹が日本へ来月行くので話をしたい」と言われて、話をしていると、
もう一人その女性の従姉という女性がやってきて、
2人にかこまれて、タクシーで彼らの兄というATOという名前の男性の家へ連れて行かれてしまいました。
ATOはカジノのデュラーで、ブラックジャックのやり方を教えてくれると、
いきなりゲームの説明を受けた、しかも、私に勝てるようにサインも教えてくれた。
すべてがタイミングよくしくまれていて、シンガポールのゲイ(名前はMR.CHAIN)
がいきなり来て、
ゲームがあっという間に始まってしまって、流れに逆らうことができなくなっていました。
彼らのいいなりでした。ゲームに勝つのはわかっていました。掛け金の金額は、
100,000USドルになっていました。
ラストゲームで、シンガポールのゲイが掛け金が現金で見たいと言い始め、
掛け金を持っていない私は、お金をおろしにATMに連れていかれて、
そしてものすごく高い貴金属まで買わされてしまい、それでも、現金が足りないから、
翌日にゲームが持ち越されることになり、ホテルに帰してくれました。
怖くて、ホテルから出ることができませんでした。
翌日、ガイドブックを読んでいると、私と同じような被害事例が載っているのを読み、
あわてて警察へ電話しましたが、英語が通じず、切られてしまいました。
領事館へ電話したところ、警察では被害届を受理してもらえないので、領事館で被害報告書を提出するように
促されました。領事館へ行くと、丁寧に対応していただけて安心しましたが、
私にも責任があるのでどこに怒りをぶつけていいのか、本当に悔しくて、悲しくて、食事も観光もできませんでした。
ホテルの部屋に、何度も犯人たちから電話がまたかかってきましたが、
取り次がないようにホテルのマネージャーらしき人に相談しました。
帰国する際に空港まで送っていただいて、無事に帰ってこられました。
最近、よく被害にあう方が多いそうです。ホーチミンへ行かれる方、気を付けてください。
フィリピン人の犯人グループだそうです。