3月上旬にグラナダのアルハンブラ宮殿に行ってきましたが、靴磨きのおじさんにぼったくられてしまいましたので、今後旅行される方のため報告しておきます。普通に対処すれば防げます。
私は女性の一人旅だったのですが、宮殿のチケット売り場に向かう坂道を歩いている途中で
人の良さそうなおじさんに声をかけられ、「チケット売り場はこっちだよ」と教えてもらいました。
少し道に迷っていて不安だったので、正直助かったと思いほっとしました。
いろいろ親身に話しかけてきたので少し会話しているうちに、頼んでもいないのに靴磨きをしてきました。
本当はそこで断って逃げなければならなかったのですが、こちらに心の隙があったのでしょう、話術に乗せられ、うまくつけこまれてしまいました。
5ユーロ要求されましたが、「こっちは頼んでいないよ」などと主張すると、4ユーロまではまけてもらいました。
人通りが少なかったこともあり、これ以上粘るのはかえって危険かと思い、あきらめて4ユーロ支払いました。
この日、他の一人旅の女性と話す機会があったのですが、同じ場所で同じ人物に同じ手口で話しかけられたそうです。
その方は別の国で靴磨きぼったくりの話を聞いていたそうで、即座に断って逃げたそうです。
日本に帰ってきてから色々HPを見ていると、結構以前から同じようなことをしているようですね。
以下に私が遭遇した靴磨きおじさんの情報をまとめておきますので、アルハンブラ宮殿に行かれる方はご注意を。
・風貌:50代くらい。白髪で頭頂部は禿げています。手に靴磨きの道具(木箱とタオル)を持っています。
・場所:アルハンブラ宮殿のチケット売り場に行く坂道の途中。私の場合、ホテルの場所の関係で正規ルートともいえるヌエバ広場からの坂道を登らず、人通りの少ないちょっと外れた道を歩いおり、そこで遭遇しました。
・手口:「道を案内してあげる」という風に親切そうに近づいてきて、世間話をする。会話しているうちに頼んでもいないのに「靴が汚れてるから、磨いてあげる」ともちかける。
・対策:人通りの少ない道を歩かない。「靴を磨いてあげる」と話しかけてきた時点でハッキリ断って立ち去る。どうやらしつこく追いかけたり、暴力的な手段にでたりはしない模様。