今年6月中旬の日曜日にルーアンからジヴェルニー(ヴェルノン)に寄ってパリへ行った時の遅いレポート提出です
ルーアン右岸駅を10時過ぎの電車(?)で出発 ヴェルノン駅に11時前に到着
(ルーアン右岸駅の近所の道では この日 雑貨類などのマーケットが開かれていました)
ヴェルノン駅には 事前に調べた通りロッカーは無さそうでしたので
駅窓口の方にお試しで 荷物を預かって頂けるかお尋ねしてみたところ 丁重に断られました
駅を出ると前方2,30メートル程先辺りの所にジヴェルニー行きのバスがとまっていました
バスは パリ方面から あるいはルーアン方面から来る列車の到着に合わせて出発するようですが
ルーアンから行ったせいか 乗客は4、5人程度でした
荷物を持っていたせいか 乗車券を買う時に 運転手のマダムから
「ジヴェルニーに泊るの?」 と訊かれましたが 料金は往復で4ユーロでした
確か15分程で ジヴェルニーのバス停に到着しました
この日のバスの時刻表は モネの家 のサイトの中の日本語版の 「行き方」 にある
http://www.fondation-monet.fr/jp/content/%E8%A1%8C%E3%81%8D%E6%96%B9
SNCFの時刻表で出て来る この古い2009年の時刻表とだいたい同じだったと思います
http://www.fondation-monet.fr/upload/horaire_sncf.pdf
バス停に到着して地下道をくぐり (帰りは車の通る道路を横切って渡りましたが)
観光案内所へ行き 荷物を預かって頂けるか また お試しでお尋ねしたところ あっさり断られました
と ここまでは予想通りでしたので 荷物を預かってくださる可能性の高いジヴェルニー印象派美術館へまず行きました
http://www.museedesimpressionnismesgiverny.com/spip.php?rubrique27
この美術館の開館は2009年5月だそうで それ以前はジヴェルニー・アメリカン・アート美術館だったそうですねhttp://www.museesdefrance.org/museum/serialize/backnumber/0907/museum.html
美術館の玄関を入って左手のチケット売り場へ行くと 並んで待っている人はごく僅かで直ぐに買えました
切符売り場の女性から 「モネの家にも行きますか?」 と訊かれたので 「行きます」 と答えると
モネの家 (6ユーロ) と 美術館 (6ユーロ ← HPでは6,5となっていますが) の2枚のチケットをくださり
「モネの家の前には チケットを買う為に並んでいる めにめに・ぴーぽー がいるけれど
あなたは並ぶ必要はありませんからね」 と
何度も聞き返す英語もよく通じないような旅行者に対し とてもご親切に根気よく優しく教えて下さいました
ちょっと話が逸れますが フランスを旅行中には こういったご親切な方に次々に出会った事がとても印象的です
その度に 「これが日本だったら 東京だったら 自分だったら どうだろうか」 と考えさせられました
ある駅へ行く途中で道に迷った時に 「まぁ 大変! 急いで! 一緒に行くわ!」 と 長い道のりを 「さば?」 「さば?」 と何度も振り返りながら 駅まで先導して連れて行って下さり 駅員さんに今日明日の2枚綴りで24時間以内の行程になっている切符の場合の刻印の仕方の確認まで (この場合2枚とも刻印するそうです) して下さった素敵な美人マダム (この時 『さば? はご挨拶だけに使うものではないのだな』 と学びました)
地下鉄の乗り換え電車の方向を尋ねると 一瞬の躊躇の間もなく 「一緒にいきましょう 荷物も一緒に持ちましょう」 と治安や観光のアドヴァイスをくださりながら ホテルまで連れて行って下さった とことんお優しい華奢でお若い美人マダム
小さな赤ちゃんを私の横に置いたまま 暫く姿が見えなくなる程遠くまで行かれて バス停を探して来て下さったムッシュ
レストランでのお仕事中にも関わらず 一緒にバス停を探して下さったムッシュ
建物の番号を確認しながらホテル探しにずっと付き合って下さったお歳を召されたムッシュ
建物には道を挟んで奇数と偶数とに別れて番号が付けられている事を (忘れていました) 根気よく説明して下さったムッシュ
バスの中でずっと私の顔を見てどこで降りるのかを目で合図して下さった バス停で声を掛けて下さったお歳を召されたマダム
運が良かっただけなのかは分かりませんが たまにあった良くない記憶が薄くなってしまうほどに
『フランスの人達は みんな気さくでご親切で面倒見のいい人達だなぁ~』 という印象を強く持ちました
続きます