見方を変えないと何処へ行ってもつまらないかも・・・ spokenさん 旅の興奮が鎮まって疲れが出たのかもしれません。 ローマ、フィレンツエがもう一つ面白くなかったとのご感想ですが、歴史がつまった建物群とパターン化された教会群のあるいみ馴染めない文化の固まりにいささか食傷したせいではないかと思います。 今の所消化不良で胃もたれ気味ですそのうちにすこしづつ味わいが湧いてくるとおもいます。 まだまだ動いているものへの興味が強いお年頃?とお見うけしますのでその点からの年寄りの勝手な口出しです。 ヨーロッパの文化遺産といえばやはり美術的な文化遺産=教会文化となって なじみの無い私たちには皆同じようなものに見えてきます。ですが 何百年もの間建て替えもせずに使っている古い街なかで暮らしている人たちの日々の暮らしを一緒になって体験してみるとその町の見方がガラリと変わってきます。 ベニスもまあ名所旧跡はサンマルコ広場周辺と汚れた運河越しの夕陽ぐらいにしておいてあとは町の人の暮らしている路地裏の探検はいかがでしょう。 つまり どこどこを見なければという見方を変えるのです。 大きな街や見所の多い観光地はどうしてもせっかくきたのだから見なければ・・という場所が沢山あって、そのために忙しいだけの駆け足になります。 有名な観光場所を駆け足で通り抜けるのを半分にして 路地裏のテーブルでエスプレッソでもすすりながら待ち行く人や慌しく通り過ぎる観光バスの人並みをノンビリ眺めてみると なぜかその町が違って見えてくるはずです。 たまには大きな自然を楽しむのも良いのですが この場合も欲張らないでノンビリを忘れない事。走り抜ける観光客の慌しさを尻目に自然の大きさに浸る・・のがおすすめです。 俺たちの旅は他人とは違うんだぞ・・というひそやかな優越感?もまた旅の味付けの一つです。 そんなところからスケジュールの変更もまた大有りでしょう。 でもくれぐれも欲張らない事。 その上で行けそうだったら、ご遠慮なく神風でも疾風スタイルでもケッコウ、セイイッパイやってみてください。 でも それぞれの場所のお寺?一箇所ぐらいは顔を出して置いてください。 行く先々の神様(聖人・・守護聖人)に仁義を切るのは旅ガラスのオキテなんですから・・。 何かしなくちゃいけない、見なくちゃいけないと思うから くたびれて面白くなくなるのです。 知らない街の知らない人の暮らしをのぞいてみるというのはほんとにオモシロイんですから・・。
山登り、川下り、田舎巡りが良さそうですね! ぼうふらおじさん、こんにちは。 ご意見に賛成です。 >有名な観光場所を駆け足で通り抜けるのを半分にして 路地裏のテーブルでエスプレッソでもすすりながら待ち行く人や慌しく通り過ぎる観光バスの人並みをノンビリ眺めてみると なぜかその町が違って見えてくるはずです。 人によるかもしれませんが、ヨーロッパの街歩きは、これがないと本当にツマラナイものになりますね。 あと、イタリア(特に都市部)ということで私は大いに思い当たる節があるのですが、先月たまたま行ったプラハでもそうでしたが、想像以上に観光客がたくさんいて・・・ということは、スリの皆さまも大勢仕事に来ているわけで、手を払いのけたり怒鳴ったりしながら歩いたり乗ったり・・・両替所などでも騙されないように、食事をしても釣り銭が正しいかとか、タクシーに乗ればぼったくられないようにしなくちゃとか・・・あ~あ~そんなことを気にしながらの街歩きというのは、歴史のある教会も世界的な名画もどうでもよくなって、本当にウンザリ疲れてくるのです。 spokenさんへ 先々中欧の国々に入ると雰囲気はまた全然違いますが、イタリアなどではなかった偽警官などといった犯罪に巻き込まれる可能性もありますので、都市部は気が抜けません。というわけで、断然田舎・・・美しい田舎が私もお勧めです。マルコさんもお薦めのザルツカンマーグートはハルシュタットだけでなく、ロープウェイや登山電車など使って楽に山に登れるのでよいですよ。 あと都市部でも、お船に乗って川下り・・・川から街や景色を眺めるなんてのもいいです。ウィーンならメルクから始まるドナウ川、プラハから(旧東)ドイツに入ることが可能であれば、エルベ川(チェコ国内ではヴルタヴァ=モルダウ)を下ってドレスデンまでを途中下車しながらというのもよい旅程になるかと。 あと、旅トモ同時募集ということは、ちょっと日本(人・語・食)恋しくなってきたのではないでしょうか? 現地ででも、食事など共にできる誰かよい旅トモに巡り合えるとよいですね。