とても、大人気無い珍問答になってしまいました。ごめんなさい。 自分自身が、実際に海外旅行中に、デモを見たり(遠くでしたが)、ツアーメンバーが、スリ未遂にあってしまったりして(未遂でしたが)、とても怖かったのです。 やはり、海外で実際に、怖い目に遭ってしまうと、簡単には書けなくて、どうしても伝えたくて、いろいろと書いてしまいました。 せっかく、自分の間違いを親切に、ご指摘下さっていた、「神奈川 謙」さんにも、とても深くお詫び申し上げます。 海外に実際に、個人旅行で、出てしまうと、本当に一人ですし、いざという時には、急には対応ができないのです。(特に、ギリシャ語の場合) ですから、大事を取って、いろいろと書いてしまいました。 日本にいると、感じる事のできない現地の怖さや、デモやストでの身動きできない不便さ、といった物は、実際に肌で感じてみないと、どれだけ怖くて、不便なのか?はわからないものなのです。 ギリシャは、自分が行った当時は、平穏そのもので、もし同じ状態なら、日本よりも治安が良く、基本的にヨーロッパの人は、みんな親切ですので、十分注意しながら、安心して、ご旅行下さい。 問題になるのは、ギリシャの場合には、他のヨーロッパの国と違って、「ギリシャ語」という事情で、いざ何か起きてしまった場合に、かなりの不便が生じてしまう事です。 ですから、重ねて書くように、事前のトラブル予測が、とても大切なのです。 また、文化も違います。 ボディーランゲージが、ギリシャは、日本と逆の場合が多く、頭を前後に振ると「いいえ」で、横に振ると「はい」です。 「おいで、おいで」に見える手の平をこちらに向けて、指先を下げる動作は「バイバイ」です。 「こっちに来てほしい時」は、手の平を真上に向けて、腕ごと曲げる「カモン」的な動作です。 別れ際に「手の甲をこちら側に向けて、大きく手を振っている」のは、「さようなら」です。(日本だと、手の甲がこちら側に向いているので、「こっちに戻ってきて」と勘違いしてしまう場合があります。) 前に書いた「手の平を向ける」ようなタブー仕草は、特に「お年寄りや、地方都市」では、もの凄く気にします。(日本で縁起担ぎをしたりするのが、お年寄りや地方で多いのと同じ。) 若い人でも、気にしない人もいるかもしれませんが、出身の地域でかなり気にします。 ですから、ギリシャ語がよくわからない場合には、事前に医療などの英語が通じる場所をメモしておく事をお勧めしますが、ギリシャの場合には、いろいろコロコロ変えたがるので、現地で変わっているかもしれません。(ホームページも最新になかなかしてくれません。) ツーリストポリスは、何ヶ国語か通じるので、そちらがいいかもしれません。 やはり、セキュリティー関係の事を記述している時には、気持ちがピリピリしていますから、今後気を付けていこうと思います。 私自身のツアー中に、同行したメンバーが、スリ未遂にあってしまった事で、私の心の中には、守れなかった!という後悔の念が、強く残っているのです。 あと、ギリシャの場合には、「現地で聞きましょう」の感覚では無くて、ギリシャ人が気分屋さんなので、「現地に入ってみないと、わからない」というのが、実際の所です。