他の方々の返信を拝見しておりませんが ご高齢の方が大阪-フランクフルトの12時間の移動をどのように考えておられるかがポイントになると思います。 不安面が大きいようであればフランクフルト滞在を推奨します。それは次のような理由にもよります。 1.ミラノ(マルペンサ)からルガーノへの移動手段の確立の有無 確かここはバスがあるはずなのですが、本数はとんでもなく限定されていたような気がします。ましてや万が一遅れたり、on timeで着いても「疲れた」で立ち止まってしまうとその日の宿泊場所から断念になります。 フランクフルトでの乗り換えは恐らくミラノ着17:45のLH3888便と推察されますが、なんだかんだでターミナルビルの外に出て空気を吸えるのは19時をまわると思います。まだ外は明るいですが... 2.アルプス越え フランクフルトの北にあるデュッセルドルフ-ミラノ(マルペンサ)のルフトハンザに昨年8月になりましたが、好天ということもあってかなり綺麗にアルプスの山々を望むことができました。 参考までにその時の様子を載せておきます。 http://chelsea-europe.air-nifty.com/_forever_chelsea/2008/08/post-9cfb.html スイス南部-ゲシュネン-アンデルマット-ツェルマット についてですが、スイスの縦断路線(ミラノ-チューリッヒルート)と横断路線(氷河特急ルート)はアンデルマット付近で交差しているように見えますが、走っている高度が全く異なるため乗り換えが'やや'複雑です。具体的には ゲシュネン(ルガーノからのIC,CIS,ECは通過 IRならOK)で降りて、高度をゆっくりと上げていく列車に乗り換えて峠の町アンデルマットに着きます。 そこからブリーク⇒ツェルマット方面への列車となります。前述のブログをたどるとこの辺りも出てきます。 ただ、ここでさらに気をつけたいことが。 まず、氷河特急の予約について。日本からの予約の場合には退職した時点での状況が変わっていなければアンデルマット-ツェルマットのような予約ができません(乗車には予約が強制)。 そのため予約ができるクール-ツェルマットのような予約方法になるのですが、当然クール出発時点で着席していないことになります。そのため車掌判断で別の乗客にその席をあてがうことがあります。ハイシーズンなのでその危険はかなり高い 次に。氷河特急名物の「ランチ」は食べられない、と思っておいた方が無難です。 インターラーケン-ツヴァイジンメン-モントルーのゴールデンパスラインの乗り換えは簡単です。到着したその隣の駅でモントルー行きが待っています。 線路幅が違うため乗り入れができないという不便さをこうした形で補っています。