6)食事その1 パエリヤ(仏語でpaella パエラ) ニース駅横の観光案内所で、パエリヤを出すレストランはないか尋ねると、ニース駅から東へ5~6分歩いたところに、パエリヤ専門店があるという。 早速尋ねてみた。 レストラン入り口で、給仕人が、「うちは、パエラ(パエリヤのこと)しか出しませんが、それでいいですか。20分程度お待ちいただきます。」と説明があったので、承諾してテーブルに座る。 入り口のメニューにも、パエリヤ1種類のみの表示で、後は、飲み物やデザートの表示のみだった。○○パエリヤなど種類はなさそう。 既に、カップルやグループが来ていて、8人ほどパエリヤを食していた。 小さい浅鍋に1人前のパエリヤができ、給仕人がそれを見せてから、皿に盛りつける。 レストランの中央のテーブルに大きな浅鍋が置いてあり、そこに最初の盛りつけで余ったパエリヤを入れてしまう。冷めないように下からガスのとろ火で温めている。 一回目で余ったパエリヤは、他人のと一緒に鍋の中で混じってしまう。 (焦げないように混ぜるから、ますます混じるのです。) 一回目を食べ終わると、おかわりをその鍋から出して盛りつける。 この店のパエリヤは1種類で、大きい具は最初の皿の時に盛るので、おかわりには、ムール貝とか、エビなどの小物しか入っていない。従って、大鍋で他人の分と混ぜても、差し支えないと言うことのようだった。