まあ、予測は出来ていたことですが・・・・
http://www.jyh.or.jp/index2fr.html
(真ん中辺の「お知らせ&キャンペーン」7/25参照)
ツアーはもちろんのこと、鉄道パス販売、付属して配っていた(?)トーマス・クックの日本語版の取り扱いも終了とのこと。
YH協会の旅行業というと、その昔、航空券の料金に往復割引とスカイメイトくらいしかなかった時代に、TDAと組んで、沖縄、北海道向きの割引切符と合わせて販売、等、そこそこ「先端」を行ってたのだけど、こと欧州情勢については、最新の「会報」でも、「海外鉄道パス事情」うんぬん・・・・。欧州の鉄道網を否定するわけではないけど、LCCの事情などは全く無視に近く、果たしてその姿勢は支持されているのか?というのが、今回の結論になっている。・・・・
もっとも、前にも書きましたがまだ「公益財団法人」の資格を取ってないので、それに向けての「リストラ策」なのかも知れませんが・・・・だいたい、都道府県協会でさえ、すでに6県が「休止」となっている。埼玉県人、鳥取県人、山形県人なんかは、YHなんか行かなくていい。ってことなんですかね?
そもそも論として、この組織は会員がいて成り立つ。という組織なのに、五万人台に減った会員数について、一体どう考えているのか・・・最新号の会報では「東京特集」をしていて、「東京セントラルYHが「オープン」して・・・」などと、のたまっていますが、協会に再加盟したら、突然、鬼の首をとったように騒ぐのはいかがなものか?東京都の「民営化施策」とか、その辺の努力には全くふれてもなく、おいしいとこだけ、持ってくつもりなのか・・・最近は「民営」のゲストハウスも頑張っているのに、自助努力は何もせずに・・・のようにみえるしなあ。
横浜なんかは伊勢佐木町のワシントンホテルをYGHとして「加盟」させていますけど、4500円て、ここのワシントンホテルはネット経由だと、3000円台からも出ている。・・・こんなのは外国人向けの一種の詐欺行為(YHという「くくり」で調べたら、確かに横浜にもある。・・・・)ではないか?そもそもYHって、若者に「ドミトリの良さを知らしめる」のが大きな目的(そういう意味では、世界的に「個室」が流行るのも私は違和感がありますが。)の一つと思うのですが、大手ビジネスホテルチェーンに「YH」の冠をかぶせるのにどういう意味があるのだろう?そりゃ、年をとれば「私はアマンを全て制覇しました。」でも、「ホテルはリッツ・カールトンしか泊まりません。」でもいいけど、とにかく若者対策をもっとまじめにやらないと、「財団法人」どころではなくなるよ。本当に。この点、「欧州のLCC」の次に、「日本の格安ビジネスホテル」対応が全くなされていない。・・・・
「地球の歩き方」もこれを機に、YH協会とのしがらみを切ってしまえば・・・と思うのですけど・・・そういえば「歩き方」もLCC系のガイドブックは出してないですよね。・・・・
と、古参会員はついつい現況をぐちってしまいたくなります。・・・・