Re: クアラルンプールからバンコクまでの列車の旅(お礼とご報告を兼ねて)続き

●バタワース駅
 未明に着いたせいもありますが、周囲に何にもありません。ほとんどの人はフェリー(?)乗り場か、バス乗り場に移動していってしまいまい、私のように14時過ぎの列車を待つような乗客は皆無でした。9時間近くも駅の待合所でぽつねんと待つのもつらそうだったので(汗もかいたし)予定には無かったのですが、タクシーを捕まえて近くの安くてグッドなホテルまで連れていってもらいました。

●バタワース→バンコク
 と言うか、バタワースから出入国審査があるパダン・ベサールまでの間は単なるローカル線でした。乗車券上ではこの区間も2等シートを指定購入していることになってますが、実際には地元の人たちが普通列車として利用してました。座席指定関係無し!バタワースから指定券を買うのは意味がないようです。

 パダン・ベサールからバンコクまでの区間ではとにかくいろいろ食べてやろう、と思っていたのですが、夜行寝台車なので乗車時間中に占める昼間の割合が意外と少なくて、思ったよりも物売りなどには遭遇できませでした。

 パダン・ベサールで入国審査後、駅で売っていた目玉焼き乗せ焼きめし。それから車内食堂の夕食セット。どなかたは乗務員の態度などが良くないというような事を書かれていたのでどうしようか迷っていたのですが、たまたまなのか、注文を取りに来た男性乗務員もテーブルのセッティング(自席で食べました)や配膳をしてくれた女性乗務員も常にニコニコしていてとても気持ちよかったので夕食、朝食共に注文してしまいました。値段は確かにタイにしては高めですが、味も悪くなく、何より「暖かい食事」というのが良かったです。
その他、車内に乗り込んできた物売りから、ガイヤーンや甘酸っぱい焼きそば(?)などを買って食べました。

それと、寝台車ですが、バタワースから出発した時には2両だけで、後でぺだん・バサール駅(あれ?ハジャイ駅だったかな?)でもっと多数の寝台車両が連結されます。ガイドブックなどを見ると、「寝台車は冷房が効きすぎているので注意」みたいなことを書いてありますが、私が乗った車両はそれほどではありませんでした。もともと暑がりなこともありますが、寝台席のカーテンを開けていると冷たい風が入ってきて涼しいんですが、それを閉めると蒸し暑く感じました。変だなぁと思っていたんですが、朝になってから、後から連結された車両を覗きに行ってびっくり。あきらかにそちらの方が涼しいんです。しかも、私の乗った車両は真ん中の通路が広々としているため、逆にベッドの幅はそれほど広くありません。ところがそちらの車両は通路が狭いかわりにベッドが広々としており快適そうです。こちらで寝たかった・・・。

運行時間ですが、マレー鉄道(バタワースまで)の方はかなり正確でほぼ時刻表通りでした。タイに入ってからは結構遅れて、ファランポーン駅には2時間遅れ位でした。

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1件のコメント

  • Re: Re: クアラルンプールからバンコクまでの列車の旅(お礼とご報告を兼ねて)続き

    お帰りなさい。無事帰国なによりです。

    パダン・ベサールまではローカルなんですね。参考になりました。

    食堂車のお姉さん、いい人だったんですね。私はやはり普段の行いが悪いのか・・・。

    私もひとりの時は2等の下段にすることが多いです。あんまりコンパートメントにする意味がないように思うのは同じです。2等の方が開放感があって好きです。

    旅スケ、楽しみにしてます。

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