本件、既にトピが立ちあがっているものの、顔ぶれが危なっかしい(あ、失礼)上、みんな最近の日本のユースには泊まっていないのでは(あ、もっと失礼)と思うところもあり、別トピで書きました。・・・が、何か思うところがあれば私でなく、前のトピに付けてあげてください。・・・・
昨日の朝日、日経新聞夕刊では、「犯人は京都市のユースホステルのアルバイト」・・・あの悪名高き東山ユースホステルがなくなった現在、京都市内には宇多野と清水の二つのユースしかありません。(あの観光都市にたった二つ・・・ね。)日経には「クレジットカードを利用して支払いをする際」、朝日では「接客中に客のカードを盗み見し・・・」で微妙にちがうのですけど、清水YHはクレカの扱いをしていない。(「ホステリングガイド2012」より)となると・・・・
http://www.jyh.or.jp/jyh120706.pdf
ということで、犯人は宇多野のユースでアルバイトをしていたとのこと。海外の反応まで見ていませんが、何せ、
http://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000112306.html
といえどもねえ。
本件では詳しい手口を書いていないのですけど、最大の問題は、
https://web.jyh.or.jp/wc/
会員証を兼ねているクレジットカードをおいそれと出せなくなること・・・・この犯人、JAL好きとは書いていますが、どのクレジットカード・・・とは書いていません。このYHのクレカ、レンタルDVD屋のように、スキャンすればすぐに会員状況がわかるような仕組みではなく(赤十字の献血でさえオンラインになっているのに、このYHの・・・・と言いだすと、また別の話になりますが)会員証のクレカを出すと、人力で、期限はもちろん、表も裏もなめるように眺めてチェックした後で返されます。(昔はユースの会員証は受付で預けて、チェックアウト時にスタンプが押されて返ってくる。・・・みたいな牧歌的なところがありましたが、当然のことながらクレカ式の会員証はすぐに返されます。)後ろのセキュリティ・コードも眺められるし、ライフカードであれば会員番号の最初4桁は覚えなくても分かるし・・・・
仕事やバイトでレジでカードのCATを扱ったことがある人は分かるでしょうが、CATにかけている間に本人の名前も含めて全部覚えるというのはなかなか難しい。会員証をじっくり見た結果であれば・・・・私も前から見ず知らずの人に会員証とは言えクレカを渡すのはいかがなものか。と思っていましたが・・・・
というのも、YH協会の謝罪文、肝心な「再発防止策」にまったく言及されていない。というのは、防止策がない。と判断したか、YH協会がすっとこどっこいなのか・・・・。
いずれにしろ、クレカ式会員証保持者に対して、著しい「恐怖」を与えました。世の中、一人のせいで倒産した会社、なくなった制度等は珍しくないので・・・・YH協会がどのような再発防止策を立てるのか、見ものです。