予定通り、アラビアのロレンスさんのトピが消えたようですので、本日読了予定の本を紹介します。 残念ながら地球の歩き方のガイドブック(青海チベット鉄道)ではありません。 「チベット侵略鉄道」中国の野望とチベットの悲劇 アブラム・ラストガーデン (著), 戸田裕之 (翻訳) 青蔵鉄道(中国・西寧-チベット・ラサ)建設に隠された衝撃の事実。中国の恐るべき狙いに迫った渾身のノンフィクション。 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88%E4%BE%B5%E7%95%A5%E9%89%84%E9%81%93-%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E9%87%8E%E6%9C%9B%E3%81%A8%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E6%82%B2%E5%8A%87-%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%B3/dp/4087734668/ref=sr_1_5?ie=UTF8&qid=1350376777&sr=8-5 西蔵鉄道開通の影でチベット人はさらなる悲劇に見舞われています・・・怖いお話です。
チベット近代史 内蔵介さん おはようございます 『チベット侵略鉄道』のご紹介ありがとうございます。 恐るべき狙いですか……。 ぜひ読んでみますよ。 前トピは見ていないのですが、趣向は「チベット旅行の準備で読みたい本」でいいんだろうか。 私のおすすめは、『チベット潜行十年』木村肥佐生著(中公文庫 1982年)です。 1943年にモンゴル僧に成りきってラサに潜入し、結局、日本の敗戦と大陸撤退からラサの陥落直前までをチベットで暮らすことになった日本人諜報員の自伝的な記録です。当時の人々の暮らしやものの考え方、チベット社会が抱える問題と内部から生まれた改革の動き、日本の関与、大国間の対立を利用もし翻弄もされるチベット政府の姿などが、地場の視点から描かれています。いわゆる”平和な被害者”では決してない、力強い意思にあふれたチベットの近代史に触れることができました。 では!
Re: チベット近代史 夏草屋さん、こんばんわ。 >前トピは見ていないのですが、趣向は「チベット旅行の準備で読みたい本」でいいんだろうか。 前トピは、アフリカの何処かの国に行かれた方が「中国人に乗っ取られる」と言う内容でした。 >私のおすすめは、『チベット潜行十年』木村肥佐生著(中公文庫 1982年)です。 ご紹介有難うございます。 読んでみます。 >1943年にモンゴル僧に成りきってラサに潜入し、結局、日本の敗戦と大陸撤退からラサの陥落直前までをチベットで暮らすことになった日本人諜報員の自伝的な記録です。 何と、セブンイヤーズ・イン・チベットの英国人以前に日本人が居たのですね。 >いわゆる”平和な被害者”では決してない、力強い意思にあふれたチベットの近代史に触れることができました。 チベット侵略鉄道も、迫害されながらも何とか生きて行かねばならない名前も出せないチベット人が登場します。 日本も同じような状況に陥らないようがんばらねばなりません。 有難うございました。
誤字でした。失礼 誤:西蔵鉄道 正:青蔵鉄道