那覇と千歳の活用 羽田一極集中は果たして得策か。 今以上に東京集中になるし、巨大地震にどう対応するの。 そもそも成田になったのは、横田空域が関係していたからでは? 部分的には返還されたが、これが完全解決しないと、羽田の ハブ化なんか無理でしょう。 それより、那覇を貨物とアジア向けのハブとすれば、念願の 基地依存からの脱却に道が開けます。ここでも米軍問題が 絡んでくる。当然、米軍にはお帰りいただく。 千歳は今でも余裕があり、北米や欧州には便利。今でも 燃料切れで着陸しているわけだし。これも北海道活性化には 役立つはず。 海外からの訪問者を日本に呼び込むためには、成田はやはり桎梏でしょう。 TVのインタビューに答えていたカナダ人(えらく聞き取りやすい英語だった) も言っていたように。 成田も八ッ場ダムと同じようなもの。当初は反対だったが、地元が 潤うということでほとんどが賛成。ところが、建設地の三里塚住民の 意向は無視された。これが悲劇に繋がる。造ってしまって、それを 中心に社会経済がまわってしまっている以上、簡単な変更は無理だし、 今後棲み分けが可能なのかも難しいでしょうね。 今でも成田に行くと、京成を出たところのチェックポイントが思い出されます。 バスのなかでパスポートチェックとか。あれでは利用したくなくなるのは当然。 以前は、如何にして成田を避けるかを工夫していました。今でも、成田は 使いたくないのが本音。 役人も羽田が便利なのは百も承知ですが、面子があって口が裂けても言えない。 しがらみのない前原氏が言ってしまったというのが(彼の性格もあるでしょうが) 真相なのでは。 現実問題として、無駄な空港をどうするか。同時に地方路線、地方交通を どうするか。さらには、これからの日本をどうするのか、またはしたいのか。 これらが鋭く問われる問題だと思っています。
台風・積雪 ということで那覇も千歳も難しいようです。