私のスイスの旅8日間・・・

やきとりさん

5月と言うのは初めでしょうか、半ば過ぎでしょうか。　初めはツエルマットではまだスキーシーズンは終了していません。　半ばになるとロープウエイなどの一部は夏シーズンにあわせて修理点検に入りますが、もちろん　メインの観光路線鉄道、ロープウエイは動いています。

1日目　チューリヒ空港に到着後、チューリヒは思い切ってカットして世界遺産都市ベルンへ直行、3-4時間の散策のあとまっすぐツエルマットへ。　日の長くなっているときなので夕刻の到着でも晴れていれば夕焼けの白い山波がお出迎えのはずです。

2日目　ゴルナグラード鉄道で上に上がり4千メートルの大展望。周囲はスキー客がイッパイです。レンタルでスキーを2－３回も面白いですが、お怪我にはご注意ください。　急いで降りてもう一つのクラインマッターホルンロープウエイへ上ると富士山より高い展望台は氷河の上、イタリア側まで広がるスキー場が一望です。
お天気のことも有りますのでこの日もツエルマット泊でマッターホルン見物の確率を高めます。

３日目シンプロントンネルを抜けてイタリア側へ出て、チェントリバー鉄道を乗り継いで（途中はイタリアですがスイスパスは有効です）イタリア語圏のロカルノ経由、ルガーノへ出て泊ります。　途中チョット寄り道の往復になりますが、これも世界遺産のべリンゾーナのお城見物の時間は充分取れます。

4日目ルガー発10：00のベルニナ線連絡のポストバスでイタリア領を突っ切って国境駅ティラノへ。ここからご希望のベルニナ線でポントレジナ経由サンモリッツへ。　そういえばここも世界遺産でしたね。
この連絡バスは日に一往復、4月1日から10月24日までの運行です。　なお　確かこの時期はベルニナ急行へは乗り継げません（土日祭日以外はですが）。　じゃあどうする・・ご心配なく。普通列車が走っています。所要時間も経路も殆んどおんなじです。（急行になると座席指定料がいりますが・・・）

5日目　氷河急行でライン川をさかのぼり峠の駅アンデルマットで乗り換えて湖の町ルッツエルンへ。峠を降りる連絡電車をゲッシェネンで乗り換えてすぐが　ウイリアムテルのふるさと。ルッツエルンの町の散歩は夕食前でも日の長い食後でも・・。　

6日目　ゴールデンパスラインの前半部分利用でインタラーケンost　経由ユングフラウ観光。この日はふもとのグリンデルワルドでこれも夕暮れのアイガーやウェッターの大きな風景の中でお過ごしください。　もしこの日の天気が悪かったら翌朝朝一番ににユングフラウ観光を回します。

7日目　インタラーケンost　へ戻りゴールデンパスでレマン湖畔のモントルーへ。シオン城などを見たり、ジュネーブの町見物でジュネーブ泊

8日目　ジュネーブから次のご計画へ・・。

このプランはツエルマットのあるローヌの谷はレマン湖を通って南仏の地中海へ流れるローヌ川。ロカルノ・ルガーノの水はポー川などになってイタリアから地中海へ。サンモリッツの水はイン川からドナウ川に集って遠く黒海へ。　氷河急行が遡上するアンデルマットへの谷はライン川の源流の一つでもちろん北海へ。

少々忙しい旅では有りますが　お天気具合を見るための2泊を２回設けて見ました。

ドイツ語圏のベルン・ルッツエルン、イタリア語圏のロカルノ・ルガーノ、古語?ロマンシュ語のサンモリッツ、フランス語圏のモントルー・ジュネーブ。　ヨーロッパの屋根スイス連邦が実感できる日程です。

まあそれほど威張るものではありませんが　それでも多少はそんな風な意識を持って廻れられるのもいいのではないでしょうか。　

私なりの駈足プランですが。　ご参考までに。