自分は引退して「サンデー毎日」
無為徒食の身だが、日本の高度成長を支えていたブルートレインは、
日本を引退しても、こんどはタイの動脈として活躍している。
同じ昭和世代の自分としては、これを見過ごすわけにはいけない。
老いの身を鞭打って、11月にファランポーン駅からチェンマイまで、
SP13の寝台列車に乗るべく手配中。
何しろ、憧れだったA寝台が2,000バーツ。およそ6,000円で利用できるんですよ。
バンコクの中央駅はファランポーン。
ここからチェンマイまでは約750Km.
この間を14~15時間かけて走る。もっとも、タイの列車の遅延は常態化しているから、着時間は余裕を見ておかないと困ります。
その、ユルーイ時間の流れが、管理社会であくせく働いた日本人を癒してくれる。
ただし、60日前の発売日から数日で亡くなるチケットですから、入手できるかどうか?
もし取れない場合は、逆のコース、チェンマイからファランポーンSP14でもいいですが・・・。
学生など若い人たちは時間はあるでしょうから、列車の旅を経験してほしいですねえ。
若い人は2等寝台でいいから、昭和時代の日本の動脈を支えていたこの列車に、ぜひ試乗して、ください。