この夏、中国東方航空利用でバンコクに行ってきました。その際、上海でのトランジットを経験したので、僕なりの過ごし方を報告させて頂きます。
まず、遅延が多いという中国東方航空ですが僕もやられました(>_<) 小松空港から搭乗したのですが、1時間30分の遅延。これで、元々は7時間あった上海での自由時間が、5時間30分になりました。
中国東方航空のHPではスルーチェックインが可能な空港が限られています。しかし、小松空港の利用でも、さらには以前に利用した中部国際空港からの利用でもスルーチェックインは可能でした。荷物は当然バンコクまで行き、上海からバンコクまでのチケットももらえました。チケットをもらってしまえば上海浦東空港では2時間前に集合する必要はなく、搭乗時間までに搭乗ゲートに行けばよいということになります。搭乗時間は出発時間の50分前でしたので、上海での自由時間は正味4時間30分ということになります。
お盆ということもあり、上海の入国は時間がかかり、30分ほどを要したと思います。入国手続きを済ませ5000円だけ中国元に両替し、リニア乗り場へ。リニアは正直しょぼかったです。内装が日本のJRの快速電車以下でしたし、速度も時間帯が夕方だったので300km/時までしか出ませんでしたし。
リニアから地下鉄2号線に乗り換え、さらには10号線に乗り換え豫園まで。ここまでは順調だったのですが、突如トラブルに見舞われました! 有名なお茶詐欺にあってしまったのです。青島から来たという2人の女子大学生に「写真を撮ってくれ。」と言われました。写真を撮ってあげると色々と話しかけてきて、「時間が遅いから豫園はもう閉まっている。お茶を飲みに行こう。」と誘われました。 はい、もちろんついて行きましたよ!
結局お茶屋で100元請求されて、50元だけ置いてきました。お兄さんが出てきて何か言われました。ちょっと怖い思いをしましたけど、無視しました。無視は通じます!参考にしてください!
お茶屋の外に出ると、そこは外灘の近くだったので、外灘を見ることに。高層ビル群はとてもきれいでした。そして外灘から南京東路駅まで歩き、地下鉄2号線でリニアの駅へ。ちょっと時間があったので、リニア駅の下にある中華料理屋で晩飯を。コーラをつけて400円以下でした。そしてリニアに乗って、浦東空港へ。チケットに書かれた搭乗時間の15分前に到着しました。
トランジットの時間が7時間あれば豫園と外灘の2つを見ることは可能かと思います。ただ、遅延のためにトランジットの時間が5時間30分となりました。でも、ただ見るだけなら2つ見ることは可能かなって思いました。かなり慌ただしくはなりますが・・・・。じっくり見るなら1つですね。
浦東空港のリニア駅の下に人民食堂というのがあり、かなりいいとアドバイスしてくださった方もいらっしゃいましたが、おなかの減り具合からそこまで我慢できませんでした。せっかくアドバイスをくださったのにすみません(>_<)
中国って日本人に対してアレで、割り込みの話なんかもネットでよく見かけたのですが、まぁ普通でした。警官に道を聞いた時には、英語はそれほど達者ではないようでしたが、普通に応対してくれました。駅などでも目立った割り込みにも遭遇しませんでした。コンビニやレストランの店員は確かに愛想はありませんが、不快な思いをするってほどではありませんでした。
しかし、上海の大都市っぷりには驚かされました。時間があるならチョロッとだけでも見た方がいいかなって。
と、こんなちょっとほろ苦い中国初上陸でした。 次は騙されないぞ!