ひっぱってすみません。資本主義社会の弊害 yogi56さん 長く引っぱってすみません。 > 病気でしょうか? Yogiさんは、予知能力か何かがお有りなのか、 Etta、最近感染症で入院したらしいです(やせたのとは関係無いらしいですが) http://www.cbsnews.com/stories/2010/01/29/entertainment/main6154590.shtml > 観客数は100人もいなかったと思うけれど、そんなのかんけえねえ~てな感じで、彼らも私たち観客も楽しいひと時でした。 N.G.D.B・・・・ずっと聴いていないですが懐かしいです。 実は70年代に、米軍払い下げアーミーコートになぜかN.G.B.Bの刺繍を入れて福生あたりでコミューンをウロウロしていた時期があります。 アーティストって、そりゃ数万人の大会場で完璧な装備で演奏する事の醍醐味ってのは独特なんでしょうけれど、「歌えりゃ幸せ!」って気持ちはとっても強いんだろうと思います。 Sammettoと僕の友人(Sammettoの義理の兄)と3人で食事していた時、「俺さぁ・・・音楽馬鹿だから音楽でしか食えねぇだろ・・・でもさぁ、どんな事したってかぁちゃん(Etta)追い越せるわきゃ無いし・・・収入は入る時はドバッと入るけど無い時は何ヶ月も収入が無くて、カミサンの安定した収入に頭が上がらないし・・・(元奥さんはネイティブ・アメリカンの血を引いていて、インディアンカジノの株主で、毎月相当額の配当が振り込まれる)何度も他の仕事しようかと思ったんだけど・・・俺、やっぱり音楽しか無いんだよ・・・音楽をやりたいんだ・・・音楽やってりゃ幸せなんだよ・・・」とこぼしていたのが印象的でした。 Ettaの入院先だって、リバーサイド・コミュニティ・ホスピタルですから、全然お金持ちの入院先ではなくて庶民の病院です。 Trine Reinがリムジン会社で同僚だった頃(彼女が日本で大ヒットを巻き起こしたミュージシャンだったという事はノルウェーに帰る間際になってから知ったのですが)「若い頃は歌えりゃ幸せ!で良かったけど、お金なんてレコード会社にみんな吸い上げられて何も残っていないのよね・・・・今度はもう少し賢いミュージシャンにならなきゃね・・」と言ってノルウェーに帰って行きました。 有名度には比例せずに、「歌えりゃ幸せ!」と、アパートやマンションに住んで(庶民の生活をして)好きな音楽を続けている人たちと、ビバリーヒルズの大豪邸に住んで、ビジネスマン(芸能関連事業家)になっている人と、両極端な世界なのかも知れませんね。 (ジョン・フォーガッティ宅は知人宅の隣なので良く知ってるのですが、下手するとリゾート・ホテルサイズの大豪邸です。マイケルジャクソンのビバリーヒルズの家よりも大きいかも・・・) シンディ・ローパーは大好きなミュージシャンなんですけど、2年前のグラミーで初めてお会いした時、もう50歳半ばを越えているというのに、しぐさや話し方が小学生みたいでとっても『可愛らしい』素敵な方でした。 明け方のサンタモニカ桟橋から、スタッフたちに「海辺まで行こうよ」と無理やり誘われて、「私、やだっ、えっ行っちゃうの?もう・・・みんなキライ!」と子供みたいに慌てて靴を脱いで追いかけていく姿が笑えました。 全ての行為がどんどんお金というモノサシで計られるようになって来て、音楽家に限らず自分自身への純粋さ、自分の気持ちへの誠実さを維持していくのが難しい世の中になって行きますね。
生き方の問題でしょうか? 音楽家は人を幸せにする仕事ですから、もっと報われても良いのでしょうが、ジャンル、社会情勢、契約した事務所、レコード会社等のよって報われない人も多いのでしょうね。 又、音楽家、スポーツ選手等は誘惑が多いから、つい自分を見失う人もいる。 今日だけでなく、明日、将来もそれなりに幸せな人生を過ごしたいと考えると、お金を蓄えられる時期に備えておくことも大事です。 私たちもそれぞれの人生の中で考え、実行することが大事ですね。 すべての人がそうではないにしても、フリーターも将来を見据えた生き方を考えるべきではなかったかと思います。 景気が悪くなっても、それなりの生活ができるように貯蓄やスキルアップを心掛けないと・・・。 と言っている私も、蟻よりキリギス的生き方ですが。 お金がいくらあっても、寝たきりの生活では楽しくないですから・・・・。 因みに、50歳からは人生の黄金期、収穫期で、そのための準備をそれまでにしておくべきと、作家の五木寛之氏が書いておられます。 ジョン・フォガティも日本ではもう一つ人気がありませんが、アメリカではすごいのではないですか? アルバムの評価も高いようですね。 NOジャズ・フェスで聴いた中で、ジミー・バフェットが人気なのを知りましたが、スチールドラムが心地良く、それからお気に入りのアーティストになりました。
ごめんなさい。だんだん旅行と離れてきますが・・・ >Trine Reinがリムジン会社で同僚だった頃(彼女が日本で大ヒットを巻き起こしたミュージシャンだったという事はノルウェーに帰る間際になってから知ったのですが)「若い頃は歌えりゃ幸せ!で良かったけど、お金なんてレコード会社にみんな吸い上げられて何も残っていないのよね・・・・今度はもう少し賢いミュージシャンにならなきゃね・・」と言ってノルウェーに帰って行きました。 ソロシンガーはまったく眼中に無かったのでこの人は知りませんが、先ほどWikiでチェックしてみました。 なるほど、リムジン会社勤務ってありますね。 過去色んなアメリカンミュージシャンの映画を見て驚いたのはビッグスターになるまでの労働環境の悪さです。 ドサ周りは深夜の車移動・・・アメリカは広いから移動だけでも大変ですね。 麻薬に手を染めるのも過酷な労働条件(特に黒人は)・・とマイルスの自伝にもありましたが、歌が好きだけでは難しいのでしょうね。 >(ジョン・フォーガッティ宅は知人宅の隣なので良く知ってるのですが、下手するとリゾート・ホテルサイズの大豪邸です。マイケルジャクソンのビバリーヒルズの家よりも大きいかも・・・) この世界も野球と同じで底辺が広い分メジャーとマイナーでは天と地なんですね。 また大観衆の前でも演奏できるロックと小さなホールや飲み屋が中心のジャズでは稼ぎも違うでしょうし・・・。 偉そうなこといえませんが日本のミュージシャンって恵まれているような気もします。 それ以前に聞き手(私は確実に)が我侭(好き嫌いが激しい)・・・。